演劇
『ハリー・ポッター』の原作が好きだからこそ、「蛇足」じゃないかという気がして足が遠のいていた舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』。年内で終演ということで、やっぱり一度見ておこうと思い直し観に行ってきた。東京メトロ赤坂駅の改札を出たらもうこの…
昨日より、東京国立博物館の本館で「東博能」と銘打って、1階に能の舞台を設置して演目を上演するイベントが始まった。モノとしての資料を保存・展示し後世に伝える博物館と、身体技法や上演を通じて芸能を継承する能楽という無形文化のあり方は、一見異なる…
周囲で大評判の宝塚歌劇 月組『侍タイムスリッパー』。チケットが取れるはずもなく「なんとかして観たいなあ」と思っていたところ、大阪公演をライブビューイングで観られることに。いやあ、すごいものを観た。原作の映画の方も劇中劇の要素がある設定だが、…
現代のフィギュアスケートは、明らかにジャンプ偏重になっている。何回転を飛べるかを競う競技でもないのに、足に負担をかけてまで高く飛んで速く回転する。音楽に合わせた演技を楽しむはずが、ジャンプが成功すると、テレビの実況はまるでサッカーの試合の…
AIが急速に発達し、「人間の仕事の多くはAIにとってかわられる」と言われる時代。改めて「人間とは何か」みたいなことを考えることが増えてきた。そんな中、新国立劇場で伊藤郁女が『ロボット、私の永遠の愛』というダンスをするということで観に行ってきた。…
少女歌劇団ミモザーヌの夏公演「ジャングルレビュー」を観にニッショーホールへ。2018年に一期生メンバーを募集してスタートした少女歌劇団ミモザーヌだが、先日リニューアル期間に入ると発表された。ということで、このニッショーホールでの公演が「現体制…
少女歌劇団ミモザーヌの夏公演「ジャングルレビュー」を観に、大阪なんばのYES THEATERへ。2018年に一期生メンバーを募集してから6年、今後のリニューアルが発表された。最近の言葉でいえば「現体制」としては最後になる公演。今までは、オープニングやフィ…
ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』を観に、新国立劇場へ。今日のマチネは、小関裕太ロミオ、吉柳咲良ジュリエット。小関ロミオは、なんといってもかわいくて、愛されキャラ。「天真爛漫」が人の形になって歩いているよう。吉柳ジュリエットは、まず歌が…
シェークスピアの戯曲を2001年にジェラール・プレスギュルビックがミュージカル化した『ロミオ&ジュリエット』。日本では宝塚歌劇団の上演を経て、小池修一郎によるオリジナルバージョンとなり、今回が6度目の公演となる。ロミオとジュリエットはダブルキャ…
最近、原作改変に関する議論が盛り上がっているけれども、宝塚は古今の名作を舞台にするなあとずっと感心していた。とはいえ、なかなかビギナーには入りにくい世界であるとも感じていた。それが、大ヒットしたインド映画の『RRR』を舞台にするということで、…
少女歌劇団ミモザーヌの団長いまもりまなかの卒団公演。昨年末の東京銀座博品館劇場から、年始の大阪YES THEATERへと会場を移した。ミモザーヌのホームとも言えるこの場所で、いよいよラストとなる公演。 第1幕 1.Proud Mary 「ミモザーヌは次のステージ…
少女歌劇団ミモザーヌの団員は二十歳で卒団する。団長を務めるいまもりまなかは今年7月に二十歳の誕生日を迎え、この冬公演が卒団公演となる。東京での公演は銀座博品館劇場で12月23日・24日の二日間にわたって開催された。夏公演では、「善と悪」「白と黒」…
劇団四季の『ウィキッド』を最初に観たのは2009年2月。グリンダ=沼尾みゆき、エルファバ=濱田めぐみという王道キャスト。「オズの魔法使い」という誰もが知る物語を題材に「誰も知らない裏側」を描くという意欲作。911後の社会を批判するかのような展開の…
少女歌劇団ミモザーヌは、8月5日・6日に東京・草月会館にて、8月12日・13日に大阪・YES THEATERにて、夏公演「~魅惑のバラエティショウ~ Summer Collection 2023」を行った。ミモザーヌのお披露目は、コロナ禍の2020年11月、なんばYES THEATERでの生配信だ…
少女歌劇団ミモザーヌのファンミーティングのため渋谷某所へ。前回自分が行ったのは大阪某所でレッスンを見学するのだったけれども、今回は都内。広井王子が司会進行で解説をしながら、メンバーに発声練習・即興劇・朗読・歌唱などをさせて指導するというの…
東急オーブシアターで『マチルダ』を鑑賞。客層も出演者もいわば「ファミリーミュージカル」という感じ。主人公の少女は家庭にも学校にも居心地の悪さを感じていて、本を読んでそれをもとに理解者と心を通わせていくことで自らの居場所を見つけ、運命を切り…
少女歌劇団ミモザーヌの冬公演は、今回は東京公演はなく、大阪のみ。そして日程はクリスマス当日。「The journey continues〜旅はつづく〜」というタイトルは、夏公演の旅が続いていくという<物語>を期待させた。 物語について ニューヨークのハーレムのス…
櫻坂のライブに行くのは、8月20日のW-KEYAKI FESの最終日以来なので、ほぼ3ヶ月ぶり。あの時は「『制服の人魚』を現場で観たいな」という軽い気持ちだった。それが当日は、尾関梨香・原田葵の卒業セレモニーになってしまった。二人の卒業セレモニーは感動的…
「失われた30年」というけれど、僕らは何を失ってきたのだろう− さて、このところ映画やドラマでの活躍目覚ましい山田杏奈。彼女が初めての舞台に出演するということで、『夏の砂の上』を観に世田谷パブリックシアターに行ってきた。少し前の長崎を舞台に、…
夏と冬の2回の公演をコアにして活動している少女歌劇団ミモザーヌ。今回、冬公演の前のタイミングで「ハロウィンSpecial Live〜少女が旅に出る理由〜」が催された。会場は、いつもの公演のホールとは違って、ステージと客席の距離が近いライブハウス。メンバ…
悲恋の物語に惹かれてしまうのはなぜだろう。理由はわからないけれども、バレエの演目の中では「ジゼル」が好きだ。決してハッピーエンドではないのに、第二部の幻想的な雰囲気を美しいと思ってしまう。新国立劇場のバレエ「ジゼル」を見に行った。今回のキ…
女性のみで構成される劇団・五反田タイガーの『ペインティング・バーレスク』を観に、新宿のスペースゼロへ。キャバレー『ペインティング・バーレスク』で歌やダンスで観客を魅了する女性たちが繰り広げる物語。ミュージカル風の楽曲もあるが、全体を通じた…
第4期生を迎え、いまもりまなかを新団長とする新体制でのお披露目となった「Traveling Summer」の東京公演を見に行った。 第一幕 1. Welcome Review 幕が上がってステージにライトが上がるとペアでダンスを踊るところでメンバーが一人足りないのに気付かされ…
前回の冬公演できくたまことが卒団した少女歌劇団ミモザーヌ。第4期生を迎え、いまもりまなかを新団長とする新体制でのお披露目となった「Traveling Summer」の大阪公演。結論からいうと、想像を超えるレベルアップを見せてくれるものだった。 第一幕 1. Wel…
先月観た『シンデレラ』ですっかりそのフレッシュさに魅せられた池田理沙子のアリスを観に新国立劇場へ。オペラパレスはもうロビーからワンダーランド。演目的には、古典的な「バレエ」の枠を拡張するような意欲的な新基軸が全面的に成功している印象。タッ…
フレデリック・アシュトンが振付、セルゲイ・プロコフィエフが音楽を手がけた『シンデレラ』。誰もが知っている有名な演目だが、今回ファースト·ソリストの池田理沙子が演じるシンデレラを観たくて、新国立に足を運んだ。パンフレット・ポスターのキービジュ…
去年の夏公演を観て、ステージと世界観に魅了された少女歌劇団ミモザーヌ。(2021年夏公演〜東京)sharp.hatenablog.com「どんなもんだろう?」と様子見のつもりで東京の1公演だけしかチケットを取っていなかったのだが、大阪はすでにソールドアウトしてし…
昼にキタで劇団四季を楽しんだ後、夜はミナミで吉本を楽しむために難波へ。初めて行くなんばグランド花月。老若男女、ファン層が幅広くて、そして家族連れがカジュアルに来ている感じ。GW初日ということもあってか完売御礼。完全な満席。ぼる塾の和やかな雰…
ロンドンやNYと同じように『オペラ座の怪人』と『ウィキッド』は常時上演しているようなミュージカル都市東京になって欲しいけど、劇団四季をもってしてもなかなかそうはいかない。去年1月は四季劇場秋に3回観に行ったが、その後はまあ色々あっていけないう…
音楽座ミュージカルで評価の高かった『リトルプリンス』。原作は、サン=テグジュペリの『星の王子さま』。今回、シアタークリエで上演されるということでこの機会に観にいくことにした。主演のプリンスは、ダブルキャストだったが、劇団ハーベスト時代に魅…