東急オーブシアターで『マチルダ』を鑑賞。
客層も出演者もいわば「ファミリーミュージカル」という感じ。
主人公の少女は家庭にも学校にも居心地の悪さを感じていて、本を読んでそれをもとに理解者と心を通わせていくことで自らの居場所を見つけ、運命を切り開いていくというストーリー。
かなり戯画的に誇張されたキャラクターと、客席との双方向のコミュニケーション的な演出もあって、大いに盛り上がる作品になっていた。
内容的には、多感な時期の少年少女には当然刺さるであろうし、かつて子供だった大人にも胸を打つところがあった。
ホリプロはこの辺の「ファミリーミュージカル」に最近力を入れているように見える。
これは確かにニーズあるよなあと思わずにはいられなかった。