アート

ベッティナ・ランス写真展−MADE IN PARADISE

東京都写真美術館にて「ベッティナ・ランス写真展−MADE IN PARADISE」を鑑賞。フランス大使館後援なのにサブタイトルが英語というのはどうなのか、というのはおいておいて。公式サイト:東京都写真美術館マドンナ、シャロン・ストーン、ケイト・モス、ソフィ…

MOMAに行く。

MOMAへ行く。ここではいろいろと刺激を受ける。常設を一通り眺めた後、特設の女性写真家コーナーでCindy Shermanを知る。これは帰国後にいろいろと調べる価値がありそうだ。Home - Cindy Sherman - Photographer, Model, Director, Actor, Avant-Garde Image…

小谷元彦展「幽体の知覚」

六本木ヒルズの森美術館で小谷元彦展「幽体の知覚」を鑑賞。MORI ART MUSEUM [小谷元彦展 幽体の知覚 Odani Motohiko - Phantom Limb -]これは好みが分かれるかもしれない。ダークだし、見方によってはグロテスクだし。でも、僕は大好きだ。どれも良いが滝の…

ゴッホ展没後120年「こうして私はゴッホになった」

天気が良かったので、ふらっと大好きな国立新美術館に行ってゴッホ展を鑑賞。Nothing found for Tokyo待ち時間は10分だったが、館内はかなりの人混み。印象に残ったのは『アルルの寝室』。青と黄色の色遣いがいかにも南フランスを思わせる。陰影のないのは当…

やなぎみわ@カフェ・ロッテンマイヤー

やなぎみわがプロデュースするカフェ・ロッテンマイヤー。コンセプトは、もちろん彼女のずっとこだわっている「老女」。いや、やわらかい表現では「おばあちゃん」。公式サイト:404 Not Found週末のみ営業、11月28日までということ。怖いもの見たさで行くべ…

オルセー美術館展2010@国立新美術館

国立新美術館にオルセー美術館展2010「ポスト印象派」を観に行った。公式サイト:オルセー美術館展2010||2010年5月26日-8月16日||国立新美術館今回のテーマは「ポスト印象派」ということで、モネ、ドガ、スーラ、セザンヌ、ロートレック、ゴッホ、ゴーギャン…

ノイエギャラリーには遠く及ばない〜三菱一号館美術館

マンハッタンも都心も嫌いじゃない。でも、ミッドタウンの持つ高揚感が丸の内に感じられないのはなぜなんだろう。ということで丸の内にオープンした本格ミュージアムの三菱一号館美術館「マネとモダン・パリ」に行ってきた。マネについては、いまさら論じる…

スロヴァキアの切手展@大手町・逓信総合博物館

大手町で逓信総合博物館(ていぱーく)に「スロヴァキアの切手展〜ドゥシャン・カーライとブラチスラヴァの絵本原画展」を鑑賞。公式サイト:逓信総合博物館ていぱーくチェコ・スロヴァキア時代から切手や絵本のかわいさは評判だったが、改めてスロヴァキア…

No Man's Land@フランス大使館

No Man's Landを見るために、久しぶりにフランス大使館に行った。楽しくも刺激的。これが無料とは凄いことやるな、フランス。期間中にまた行きたい。(公式サイト:No Man's Land 創造と破壊@フランス大使館) (PHOTO:シャープ、CAMERA:EOS 5D +EF17-40mm…

『クリムト、シーレ ウィーン世紀末展』@日本橋高島屋

世紀末ウィーンといえば、音楽ではマーラーやシェーンベルク、思想ではフロイト、そして絵画では、クリムト、シーレあたりが有名。だが、世紀末のウィーンを飾ったのはクリムト、シーレだけではない、という企画趣旨。 NYのノイエ・ギャラリー(Museum Land…

「ベルギー幻想美術館」@ Bunkamuraザ・ミュージアム

今日オープンの渋谷H&Mを素通りし、同じく今日から渋谷のマクドナルドで先行販売された「復活のチキンタツタ」に目もくれず、Bunkamuraザ・ミュージアムに「ベルギー幻想美術館」を観に行った。公式サイト:404 Not Foundベルギーの幻想といえば、シュルレア…

ゴーギャン展@東京国立近代美術館

日本でも、金曜日の夜は遅くまで開いている美術館が増えてきた。ということで、東京国立近代美術館のゴーギャン展を観て来た。公式サイト:図書館を利用しよう!初期の作品から、最初のタヒチ行きの後の版画、そして二度目のタヒチ行きで描いた作品群まで幅…

坂本龍一@SONGS

NHKの音楽番組SONGSに坂本龍一が出演した。スタジオでの演奏はまず、ピアノ2台という今回のツアーのセッティングで『Tibetan Dance』、そして『To Stanford』。先月の東京国際フォーラムを思い出す。京都滞在の様子等を挟み、クライマックスはピアノソロで…

アーツ&クラフツ展@東京都美術館

東京都美術館の「アーツ&クラフツ展(公式サイト:asahi.com : 朝日新聞社 -「生活と芸術―アーツ&クラフツ展」)に行った。もの凄い人。最終日の前日だからか、花見ついでに上野に来た人が多いからかは分からないけれど。やはりウィリアム・モリスの一連の…

ルノワールの甘さについて

福田美蘭が木曜日の日経夕刊に連載している「印象派のなぜ」。今日は「ルノワールの「甘い絵」」というタイトル。読みながら膝を打った。まず書き出しからしてこうだ。 ルノワールは印象派の中でも、とりわけ人気が高い画家だろう。けれども、私のルノワール…

『加山又造展』

国立新美術館に『加山又造展』を見に行く。大きさ、力強さに圧倒された。日本画の新しい可能性を模索して行き着いた境地に感動。日本の風景やモチーフを描いたものが中心だが、裸婦(たぶん山口小夜子がモデル)のファッションデザインのような作品も印象的…

「名画と出会う」〜ブリヂストン美術館

東京駅から徒歩圏のブリヂストン美術館の企画展「名画と出会う」を鑑賞してきた。モネ、ルノワール、セザンヌ、マティス、ピカソ、モディリアーニ、クレー、ポロック、藤島武二、藤田嗣治など、印象派から現代までの作品のセレクション。普通に鑑賞しても軽…

アクビガール展

リブロでは、吉田すずかのリトグラフ展を開催中。ちょっと見てみたい。 ■吉田すずかリトグラフ展示会日時:2008年 11月21日(金)〜12月26(金) 場所:リブロ東池袋店内 カフェリブロ お問合せ:リブロ東池袋店 03-5954-7730 作品の購入は通販でもできるみ…

NYでフェルメールを

メトロポリタン美術館所収の『窓辺で水差しを持つ女』。 (PHOTO: シャープ, CAMERA: RICOH GR DIGITAL)いまちょうど東京都美術館でもフェルメールの企画展を実施中だが、いくら東京に集めてもNYに存在する点数の多さにはかなわない。来週、NYでどれだけ見る…

村上隆と24時間テレビのキキカイカイ

今年もまた24時間テレビの季節になった。ファンの人には悪いが、実はろくに見ていない。司会が誰になろうが、マラソンランナーが誰になろうが、ほとんど関心はない。もちろん、慈善活動の重要性は理解しているし、募金をする人の善意は尊重したい。だが、運…

国際芸術センター青森

青森県には行きたい美術館が3つある。先月、青森県立美術館を訪れたので、今回は、国際芸術センター青森(国際芸術センター青森・ACAC)に行った。 (PHOTO: シャープ, CAMERA: RICOH GR DIGITAL)アーティストが滞在して作品を生み出し、それを展示する場所…

水玉の狂気〜松本市美術館

松本市美術館(公式サイト:松本市美術館ホームページへようこそ!)に行く。松本出身のアーティスト・草間彌生(草間弥生)を前面に打ち出している。5月20日にリニューアルされた常設展(公式サイト:松本市美術館ホームページ 【常設展案内・草間彌生】)…

鹿児島の美しいドーム

4度目の鹿児島訪問。ようやく念願の鹿児島市立美術館(公式サイト:鹿児島市立美術館ホームページ)に行った。 小ぶりながら意外に充実した西洋美術コレクション、そして日本美術(黒田清輝がこの地の出身)。 建造物としては、ドームが美しかった。 (PHOTO…

あおもりけん

秋田犬ではなくあおもり犬 by 奈良美智。 (PHOTO: シャープ, CAMERA: RICOH GR DIGITAL)

寺山修司@青森県立美術館

青森県立美術館(公式サイト:青森県立美術館)に寺山修司劇場美術館を観に行った。 概要はこんな感じ。 展示室A:空には本 〜寺山修司の文学 展示室B:あゝ、荒野 〜昭和零年 新宿、あしたのジョー、そしてニューヨーク 展示室C その1:犬神家の人々 〜寺山…

モディリアーニ展@新国立美術館

行ってきた。モディリアーニの展覧会はもう何度目だろうか。それでもいいものはいい。モディリアーニ展情報画家の人生が分かるような展示になっていてよかった。モディリアーニが一時期没頭した彫刻の類が一切なかったけれども、それはそれで潔いと思った。…

かなぶんで澁澤龍彦回顧展

神奈川近代文学館で4月26日から。これは行くしかない。 特別展「生誕80年 澁澤龍彦回顧展 ここちよいサロン」 とくべつてん せいたん80ねん しぶさわたつひこかいこてん ここちよいサロン2008年4月26日〜6月8日 9:30〜17:00(入場は閉館の30分前まで) ※休館…

Rineke Dijkstra

メトロポリタン美術館でRineke Dijkstraの有名な作品の大伸ばしを観た。写真集やWEBで見るのとは全く別次元の迫力と繊細さに圧倒される。ためらわずに「神々しい」といってしまおう。水着のポートレートでもこのような領域に到達できるのか。Rineke Dijkstra…

それをGOTHと呼ぶのなら

The Cloistersにて。ニューヨークでこんな光景に会えると思わなかった。これをGOTHと呼ぶのなら、僕はGOTHに惹かれると言わざるを得ない。 (PHOTO: シャープ, CAMERA: RICOH GR DIGITAL) The Cloisters(公式サイト:The Metropolitan Museum of Art - Page …

NY美術館めぐり

ホテルから美術館界隈へ地下鉄を使ってみる。悪くない。初乗り2ドルというのもリーズナブルだ。そして食事もそこそこに(移動中にベーグルをかじりながら)美術館をハシゴ。 Cooper-Hewitt National Design Museum(公式サイト:Home | Smithsonian Cooper-H…