先週、新型コロナに罹った。
いわゆる「第8波」のタイミング。
既に治って行動制限も解除された。
その間の経緯と振り返りを備忘録としてここに記しておく。
これまでにワクチンは4回接種(オミクロン対応は未接種)。
発症から軽快までの経緯
発症日(0日)
明け方、喉が少し痛いのを感じた。
寝冷えしたせいかなと思いつつ仕事場へ行く。
夕方には倦怠感を感じるようになる。
カロリーメイト、ウェイダーイン、ポカリスエットを大量に買い込んで帰宅。
体温38.4℃。血中酸素濃度99%。
手持ちのカロナールを飲んで寝る。
発症1日後
関節が痛く、夜あまり眠れない。
鼻詰まりのような症状も始まる。
体温39.3℃。血中酸素濃度99%。
朝昼晩にカロナールを飲む。
少し咳が出たり、鼻がむずむずするような感じが始まる。
発熱外来に行く気力は出ず、ずっと寝て過ごす。
発症2日後
体温37.7℃に下がる。血中酸素濃度99%。
近所の医院に電話して相談すると「無料の抗原検査キットを渡すので陽性だったら東京都のサイトにアクセスするように」と。
医院まで歩いて行って、窓越しに検査キットを受け取る。
食料・飲料・薬品類を調達。
帰宅後すぐに抗原検査し「陽性」。
QRコードで役所に所定の報告をして、食料の支援も依頼。
熱は下がってきて関節痛も峠を越えるが、今度は、喉の痛み、頭痛(前頭部)、鼻詰まり、くしゃみ、咳少々が症状として出てくる。
特に喉の痛みが酷く、ロキソニンを飲んで寝る。
発症3日後
体温36.7℃。平熱から微熱の間。
症状は変わらず、強めの喉の痛み、咳少々、痰の絡み、くしゃみ。
ベンザブロックLのどを一日3回服用。
龍角散トローチ、喉スプレーを併用。気休めくらいにはなる感じ。
発症4日後
喉が痛くて夜寝付けず。
体温37.0℃。微熱が続く。
朝起きると、喉の痛みはあまり変わらないが、鼻詰まりは和らいできた。
ベンザブロックLのどを一日3回服用。
東京都から段ボール2個分の食料・飲料が届く。ありがたい。
発症6日後
体温36.4℃。
喉の痛みがかなり鈍くなってきた。
鼻のむずむず、くしゃみ、咳もほとんどなし。
痰が少し絡む。
治りかけてきたなと実感。
ベンダブロックLのどを1日3回服用。
龍角散トローチと喉スプレーを併用。
発症7日後
体温36.6℃。
喉の痛みはごくわずか。
痰も鼻のむずむずやくしゃみはなし。
朝昼のみベンザブロックLのどの服用をやめる。
行動制限も解除になった。
振り返り
今回の経験を自分なりに振り返ってみる。
ワクチンは感染予防にはならなかった
2021年からワクチン接種は続けていて、4回目は2023年8月に接種。接種後3ヶ月での感染だった。
ワクチンは重症化を防いでくれた可能性が高い
発症から2日後、39.3℃の高熱。だが重症化はせず、これをピークに症状は緩和に向かった。血中酸素濃度はずっと99%だった。
旅行、イベント、会食に行かなくても感染した
オミクロンの潜伏期間は2.4日。発症日から丸3日遡って、旅行、イベント、会食はなし。外出先は仕事場、金融機関、コンビニ(マスク着用)。
先月は新幹線で関西に2泊3日の旅行に行ったり、東京ドームに行ったりもしたが、その時には何ともなかった。
要するに「かかる時にはかかるし、かからない時にはかからない」という、ある意味で運というか確率的なものだと実感した。
最もストイックだった時期にかかったことで、「感染は気の緩み」みたいな主張には全く同意できなくなった。
マスクの有無で感染が決まるわけではない
外出時にマスクをしていてもかかった。ではなぜ?と考えると、マスク着用の有無以外の要因が感染により大きな影響を与えているのだろうとなる。
ということで、どんなに気をつけていても罹るけれども、ワクチンを打っておいてよかったというのが、今回の自分の経験から得られた結論。