新型コロナの後遺症について

先月、新型コロナに罹って治った話を書いた。

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1週間ばかりの行動制限期間が解除されてからのこと、いわゆる「コロナ後遺症」について、記憶の新しいうちに書き残しておきたい。

自分が罹るまでは「後遺症なんてメンタルみたいなものだろう」と思っていたけれども、そうではなかったので。

まず発症から1週間後、熱は下がったが、目覚めた時の頭痛と倦怠感がひどい。

何かをするにも、気力が湧かない。

そして、夜になると、咳と蕁麻疹に襲われた。

特に、蕁麻疹は、腕から背中から足まで、全身に出てきた。

夜も眠れないくらい。

医者に行って、飲み薬と塗り薬の処方を受けてなんとか治った。

コロナと直接関係はないかもしれないが、免疫力が下がったからだろうという診断だった。

蕁麻疹を克服して2週目。

喉がいがらっぽくて咳が続いた。

会話もままならず、ひどい時には喘息のように止まらなくなった。

これは人生初めての体験だった。

一度、呼吸困難になりかけることもあった。

血中酸素濃度はずっと90%台後半だったので、基本的には大丈夫だが、外出先や仕事場でこうなると、周囲に不安を与えることも多々あったと思う。

これも咳止めを処方してもらったり、喘息用の吸入薬をもらったり、龍角散のどあめを舐めたりして何とか乗り切った。

3週間後になると、咳は軽快になったが、鼻水やくしゃみや痰が気になるようになってきた。

引き続き咳止めを処方してもらい徐々に治癒した。

なんだかんだ4週間くらい引きずる結果になった。

ワクチンを4回(陽性後に1回打ったので合計5回)打っていてもこんなものだ。

ただ、全然打っていない場合と比べたら軽症で済んだのかなとは思う。

この先もまだ罹る可能性があるけれども、一度罹って後遺症も経験したことで、ある程度「不安」みたいなものは無くなったかもしれない。

あくまで自分の場合は、ということで、一つの例として記しておく。