こんばんは、Sharpです。
ハコイリ♡ムスメが、7月29日(日)に4周年記念のファーストコンサートを行います。
公式の本格的なプロモーションはこれからだと思いますが、ヲタクの立場から早めにオススメしておきたいと思います。
(追記:6月26日に、ファーストコンサートへの想いを歌った「エトワールを夢みて」のMVが公開されました)
特に「DDの人」は早めにスケジュールを固めないといけませんからね。。。(自戒を込めて)
以下、「ハコムスのファーストワンマンに行くべき7つの理由」です!(ちょっと大げさ)
1. 楽曲がいい
僕は自他共に認める楽曲派()なので、まず最初に楽曲の良さを伝えたいと思います。
ハコムスのレパートリーはカバー曲100曲超。オリジナルが13曲。
カバー曲で僕が好きなのはCoCoの「はんぶん不思議」。
来ました「あなたいじわる〜」。
オリジナルの有賀啓雄の緻密なアレンジを、カバー音源としてJames Panda Jr.氏が職人技で再現しています。
メンバーのボーカルも、ソロ、ハモり、ユニゾンのバランスが巧みで、オリジナルの歌割りをリスペクトしつつ、ハコムスメンバーならではの表現が加わっています。
一方のオリジナル曲。
こちらも音楽的にかなり幅広いのですが、南波一海が代表を務めるPENGUIN DISCから出している「ハコいっぱいのプレゼント」はこんな感じです。
ちょっぴり懐かしいテイスト。エヴァーグリーン。
2010年代のライブアイドルシーンでは「沸き」が主流ですが、時代のトレンドを意識しすぎないことで、かえって独自のカラーを出すことに成功していると思いますがどうでしょうか。
2. メンバーが全員かわいい
ハコムスの魅力としてこれは力説したいのですが、メンバーが全員かわいいんですよ。
8人もいて全員かわいいとかある意味奇跡です。
これは、メンバーの所属するボックスコーポレーションが多くの女優を輩出していることとも関係があると思いますし、プロデューサーが厳選しているということとも関係があると思います。
この機会なので一人ずつ紹介文を載せます。僕の主観だらけですが、クレームはなしということで。
我妻桃実ちゃん
ぽにょ。リーダー。唯一のオリジナルメンバー。高校三年生。3年連続の風紀委員(リアル)。
歌って良し、ハモって良し、お芝居して良し、MCして良し、写真撮って良し、握手会で会話して良しと全方位の万能タイプ。
僕の調べでは同性のファン多し。
阿部かれんちゃん
唯一の2期生。大学一年生。長身。才媛。フィギュアスケート経験者。ちょいネガティブ。男装するとイケメン「阿部くん」に変身。
ステージの上に立った時に圧倒的なオーラをまとう。でも、特典会とかイベントではサービス精神旺盛。
フェスで他のアイドルのヲタクから名前を聞かれる回数ナンバーワン(ソースはオレ)。
星里奈ちゃん
3期生。高校一年生。言葉選びにおいて文学的なセンスを発揮するポエマー。
同期が「吉田と井上」というお子ちゃまコンビのせいか、若いのに謎の包容力を醸していて、一部のファンから「ママ」と呼ばれることも(ダメゼッタイ)。
しっとり系楽曲のボーカルの柱で、彼女がリードを取る「土曜日のタマネギ」(斉藤由貴)は絶品。
吉田万葉ちゃん
3期生。中学三年生。葉っぱの妖精。ハコムスに入る前はバレリーナ。
「純真さ」を形にしたようなボーカルとダンスで、見るものの心の汚れをきれいに洗い流してくれる(効果には個人差があります)。
楽曲の世界に入り込みながら観客に向かい合う姿は、アイドルのライブというよりもミュージカルの表現に近いかもしれません。
井上姫月ちゃん
3期生。中学二年生。ハロヲタ。生意気キャラ。
入った時は見守りたくなる「末っ子」のような存在だったのが、いつの間にか小悪魔を飛び越えて”ボスキャラ”へと成長していました。
童顔に小柄な身体、それでいて強気な性格。服従させられているヲタク多数(俺調べ)。
3. 衣装が凝っている
ハコムスといえば衣装、衣装といえばハコムス。
・・・というのは言い過ぎかもしれないけれど、ハコムスの衣装はすごく凝っています。
2014年の結成時から時系列で並べていくと面白いかもしれませんが、膨大なアーカイブになりそうなので、今年のライブのものに絞って順不同で紹介します。
2017年秋冬モデル
クラシックロリータ風。
衣装っていうかほぼ「仕立て服」ですよね、これ。
ジャストフィットゆえに大きく腕を動かす振り付けの時に、衣装がほつれたメンバーもいたとかいないとか。
2017年春モデル
花柄とレースの繊細な組み合わせがハコムスの世界。
シンプルな中に品格を感じさせるもので好きです。
「柳箱」モデル
南波一海さんが代表を務めるPENGUIN DISCのレーベルメイト・RYUTistとのコラボユニット「柳箱」の衣装。
メンバーカラー制を採るRYUTistと、それぞれのメンバーに似合う色を用意したハコムスのハーモニーが美しいですよね?
「生バンドツアー」モデル
チェキッ娘、CoCo、おニャン子クラブのレジェンドなメンバーをゲストに迎えて、生バンドでのツアーを敢行した時のオールデイズ衣装。
サングラスやイヤリングや手袋などの小物へのこだわりも凄かったです。
世界観と調和したものをこだわり抜いて集める執念というか。。
最新のバレエ衣装
最初にアー写が公開された時の興奮を忘れられません。
僕自身はバレエ鑑賞もするので、中途半端なものだったら逆に萎えたと思うのですが、頭の先から足の先まで本格派。
凄い。
「でも、なぜ、今バレエ?」
その疑問はもっともです。
なぜ?
ハコムスは、この7月のファーストワンマンを、バレエの大一番の演目に見立てています。
バレエでいうところの、「主役=エトワール」を勝ち取るために、厳しい鍛錬を積むバレリーナに自らを重ね合わせています。
このタイミングで投入されたオリジナル曲「エトワールを夢みて」は、夢の舞台に向かって自らを高めていく少女の物語を歌うものになっています。
CDは7月10日リリース予定、MVも撮影が終わっているようなので、そう遠くないうちにリリースされるでしょう(追記:6月26日にリリースされました)
ムスメたちの初めての「晴れ舞台」の日が近付いているわけで、バレエの衣装を見ると、来るべき「その日」へと想いを馳せてくれます。
4. プロデューサーがヤバい
ハコムスのプロデューサーは、AKIBAカルチャーズ劇場の支配人だった鈴木美紗乃さん。
アイドルヲタクが高じて、アイドル専用劇場に携わり、アイドルのプロデューサーをするようになった方です。
特に、おニャン子クラブについては、完全に後追いで好きになってるのにもかかわらず、相当な愛情を持っていることがいろいろなイベントでご本人の口から語られました。
もしかしたら、後追いだからこそ、神格化しているというか、良いところを愛しているのかもしれません。
ハコムスが80年代・90年代のアイドルのカバー曲を披露するときも、安易なカバーは許していないと言っていました。
そのためか、カバー曲を選ぶときは、あえて超有名曲は外して、ちょっとマイナーなところから選曲しています。
おニャン子クラブなら「セーラー服を脱がさないで」ではなく「避暑地の森の天使たち」とか「アンブレラ・エンジェル」。
斉藤由貴なら「卒業」ではなく「少女時代」とか「土曜日のタマネギ」。
「こういうのがファンにウケそう」という発想ではなく、「自分がこれを観たい・聴きたい」というものを作り上げる。。。
鈴木プロデューサーの徹底的なこだわりが、ハコイリ♡ムスメという独特の世界観のグループを生み、育ててきたと言えるでしょう。
ここぞというタイミングで、セーラーズを投入するのも鈴木さんのスタイルです。
自身もセーラーズの服をかわいく着こなすのですが、「なぜ持っているのか?」と聞きたくなります(聞けないけど)。
とことんこだわるヤバいプロデューサーが満を持してファーストワンマンを敢行するのですから、ヤバくならないわけがありません。
2018年有数のヤバいコンサートになることは間違いないでしょう!
・・・と、あまりヤバイヤバイ言うと、現場で厳しく剥がされたりしかねないのでこの辺にしておきます。
さて、以上、ハコイリ♡ムスメというグループに僕が感じる魅力を話してきました。
ここまで4つ。
楽曲、メンバー、衣装、プロデューサー。
「あれ? ハコムスのワンマンに行くべき7つの理由じゃなかったっけ? 残り3つは?」
ごもっともです。
ネタが切れたのか?
いや、そうではありません。
残りは、「なぜこの7月のワンマンを観るべきなのか?」を3つお話しします。
5. 夏のハコムスが最高である
「春はあけぼの」「夏はハコムス」。
うん、知ってる…そういう人もいるでしょう。
一方で、「春のハコムスが最高なのを知らないのか?」「秋冬のハコムスが好きな人の気持ちを考えろ」という異論も出そうです。
優等生的には「四季を通じてセトリや衣装を替えて、季節を感じさせることがハコムスだ」というのが模範回答なのかもしれません。
でも、言いたい。
リスクを承知で、あえて言おう。
「夏のハコムスが最高である」と。
ソースはこの動画。
【OFFICIAL】ハコイリ♡ムスメ『海へ行こう〜Love Beach Love〜』(TIF2015)
TIFのスカイステージで純白衣装をキメるハコムスは、もやは夏の風物詩。
TIFはこれを見るためだけにチケットを買っても十分元が取れると言っても言い過ぎではないでしょう(言い過ぎ)。
今回のワンマンは野外ではないものの、季節感を感じさせてくれるものになるはずです。
6. 今のハコムスが最強である
あちゃー、これまた身内から刺される問題発言っぽいですが、続けます。
ハコイリ♡ムスメは、2014年の夏に「女優志望」の女の子を集めた7人組のグループとして結成されました。
活動を続けていく中で、何人ものメンバーが女優を目指して卒業していきました。
そして、卒業するメンバーと入れ違うように、毎年春に新メンバーが入って来ました。
今のメンバーは、オリジナルメンバー1名、2期生1名、3期生3名、4期生3名です。
「オリジナルメンバーが至高」という人もいれば、「2015年夏が最高だった」という人、「PENGUIN DISCからデビューした時の7人体制が最強」という人もいると思います。
どの時期どの時期のハコムスもそれぞれの魅力があって、僕も全部好きです。
それでもあえて、「今のハコムスが最強」と言いたいのは、この春に新メンバーを入れなかったからです。
2016年には3期生の井上姫月を、2017年には4期生の戸羽望実を、それぞれ小学生のメンバーとして加入させたハコムス。
JSの加入がきっかけになって、ハコムス現場に足繁く通うようになった紳士もいるかもしれません。
(自分のことは棚に上げておきます)
だが、今年は新メンバーを入れませんでした。
それは、「今のメンバーでスキルアップをして、ワンマンでピークを見せたい」というメンバーの総意だと聞いています。
今年3月に「歌姫」と呼ばれたオリジナルメンバーの鉄戸美桜が卒業しましたが、その前後から現行メンバーのスキルアップがめざましくなっています。
「攻めのハコムス」です。
勝負に来ています。珍しく。
初めて、と言ってもいいでしょう。
きっと「最強の8人」のステージを見せてくれるでしょう。
もっと言えば、ハコムスの場合、この先に、さらにメンバーの変動があるかもしれません。
女優を目指しての卒業、受験を控えての休業、そして新メンバーの加入など、秋口以降、何があってもおかしくないと思います。
僕は、そんなハコムスの<物語>を見るのも大好きなのですが、もっとライトなファンの人には「最高の状態」を見て欲しいとも思います。
それが、7月29日のワンマンになると思います。
7. 新しい会場での二部制「ホールコンサート」
今回のハコムスのファーストワンマンの会場は、有楽町マリオンにあるオルタナティブシアターです。
昨年こけら落としだったそうですが、ご存知でしょうか?
僕は行ったことがありません。
キャパは約400。段差のある本格的なホールで、演劇やミュージカルも上演されているそうです。
こんなところでじっくりとライブを鑑賞できるのは、演劇やバレエに近い表現を見せてくれるハコムスの場合、ベストだと思います。
第一部は、カバー曲を厳選。
第二部は、オリジナル曲を全曲披露。
カバー公演 ~青春の音符たち~
開場 12:30/開演 13:00オリジナル公演 ~私たちの宝バコ~
開場 18:00/開演 18:30
ハコムスのコアなファンなら両方とも観るでしょうけど、忙しい人は自分のスケジュールや好みに合わせてどちらかを選ぶのもありだと思います。
ちなみにチケットは、チケットぴあで発売中。
お値段は4500円。ホールコンであること、ドリンク代不要なことを思えば、決して高くはないと思いますがどうでしょうか?
夏と言えばフェスの季節で、アイドルに限っても、7月上旬には横浜赤レンガでの「アイドル横丁夏まつり」があり、8月上旬にはお台場で「TIF2018」があります。
猛暑の炎天下で観るアイドルライブも楽しいものですが、その合間に、快適なホールでじっくりと味わうアイドルのコンサートもいいものだと思います。
ということで、以上、ハコムスのファーストコンサートを全力でオススメさせていただきました。
ぜひ、ハコムスの4周年に合わせて、“初めて”のコンサートを目撃しようではありませんか。
以上長文にお付き合い頂きありがとうございました!