ジョン・ソーンズ博物館へ

念願のジョン・ソーンズ博物館(公式サイト:[http://www.soane.org/)へ。

邸宅が狭く感じられるほど、館内に数々のコレクションが陳列してある。英国の絵画だけでなく、ギリシア・ローマ、エジプト、中国等さまざまな地域から、彫刻、陶器を含むさまざまなもの。館内は撮影禁止のため、添付画像は公式サイトより"dining room"。

コレクターのジョン・ソーンズの個性が伺われる蒐集と陳列。偏執狂っぽいというかオタクっぽいというか。「センスのいいコレクション」という言葉とは対極の独特の傾向を強く感じさせる。いまだに個人名を冠にして博物館を運営しているのもこの個性を残したいからだろう。このコレクションは、この建築物と一体不可分なのだ。

開館と同時の10時に入って、じっくり1時間見てから出てきたが、帰りには20人くらいが玄関の外に行列を作っていた。館内に一度に入れる人数を制限しているらしい。いま人気のこの博物館、行くなら開館前から並ぶことのがお勧め。