KYOTOGRAPHIE(京都国際写真祭)へ。
www.kyotographie.jp
会場分散型のサーキットスタイル。
今回はあいにくの雨ということもあり、パスポートで全部を回ろうとするのではなく、アラカルト的に興味のある展示へ。
八竹庵(旧川崎家住宅)
総合受付、インフォメーションは八竹庵。
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濡れる中庭を眺めながら雨音を聴くだけでもある種のアート体験。
イサベル・ムニョス×田中泯×山口源兵衛@誉田屋源兵衛 黒蔵、奥座敷
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古典と前衛の融合。
瞬間と永遠の邂逅。
作品を和紙に載せるのを超えて、帯にしてしまうという発想の斬新さ。
日本女性写真家たちの祝祭@HOSOO GALLELY
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10人の女性写真家の展示を集積。
写真をどう仕上げ、どう展示するかで個性というか世界観を示している。
スマホとSNSの普及がコミュニケーションとしての写真のハードルを一気に下げたいま、ネットではなくリアル空間で展示することの意義を改めて考えさせられた。
そんな中、素敵な作家に出会った。
稲岡亜里子。
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8年間のアイルランド滞在で撮った自然の風景や、双子の姉妹の幻想的なことといったら、まるで魔法がかかったよう。
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ずっと観ていたくなった。
ギイ・ブルダン@京都市文化博物館別館
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20世紀の「VOGUE」でも活躍した独特の感性を持つギイ・ブルダン。
美を追求するファッションの中に「ひっかかり」というかエスプリを感じさせる。
京都文化博物館の中に久しぶりに入るいい機会になった。
iPhone13の広角レンズが大活躍。
普段似たような集団の中で「写真」を見ていると、どうやっても、エコーチェンバー的に同じような写真ばかりがバズってしまう。
やはり、色々な時代のさまざまな感性が生み出す多様な「作品」を見ると、「ああ写真はもっと自由でいいんだ」と気付かされる。
いい刺激を受けた。