W176のDCTオイルを交換(10年8か月、86,000km)

エンジンオイル・エレメントを半年ごとに交換し、足回りはショックアブソーバー・タイヤ・スタビリングロッド・ブレークディスク・ブレーキパッドも交換。バッテリーもメイン・サブとも交換。keeperダイヤモンドコーティングもした。

ドイツ車の場合、予防的パーツ交換・メンテナンスが基本だと思うので、となると、次はミッションオイルの交換。

W176は7速DCT(ダブル・クラッチトランスミッション)なので、正規ディーラーか専門性の高い工場で頼むしかない。

前回は2020年10月のディーラー車検で初実施していて、距離にして当時56,000kmくらい。

それから4年、30,000km。

メーカーの推奨は「5年または100,000kmごと」なので、少し早めの交換だが、DCTオイル交換の効果を実感したい気持ちもあった。

今回は、メルセデスの取り扱い実績のあるところで、トルコン太郎(圧送洗浄)のあるところを探した。

ネットで検索し、メールで見積のやりとりをして、三鷹市(最寄り駅は武蔵境)のワイズガレージへ。

基本工賃は15,000円(税別)。これにメルセデスの専用アタッチメント使用料5,000円(税別)と最終調整テスター費用5,000円(税別)が上乗せされ、工賃合計25,000円(税別)。

パーツの方はDCTオイル(SWAG)が12Lで31,200円(税別)。容量は4.8Lだが、圧送洗浄で2倍強のオイルを使うということ。そして、オイルフィルター、ロックピン、ガスケット一式交換で7,160円(税別)。フラッシング用の添加剤が5,000円(税別)、各種処分費用が1,000円(税別)で、パーツ合計44,360円(税別)。

なお、充填後の添加剤としてSOD-1Plus(330cc、4,950円・税別)も勧められたが、コストアップを嫌ってというよりは、デメリット(副作用)を警戒して入れないことにした。

以上、工賃とパーツ代の総合計69,360円、消費税10%込みで総額76,296円。

朝9時に入庫し、夕方18時に引き取り。

交換後の効果としては、発進時の加速がスムーズ、2速前後の変速がスムーズというのは実感できるものだった。

燃費が良くなるという話もあったが、その辺はおいおい確認していこう。

交換時の映像も見せてもらったが、黒いオイルが透き通ったものに置き換わっていく感じで、これは交換することの「気分の良さ」も効果に含まれそう。

今回DCTのメンテナンスも行ったので、次にやるとすると、冷却系(サーモスタット・ウォーターポンプ・リザーバータンク)か、エンジンマウントだな。

たぶん、どっちも10万円コースだと思うので、来年・再来年くらいに向けて予算は準備しておいて、兆候が見えたら検討という感じかな。

目先に見えている山は今年10月の11年目の車検。