アールデコ100周年ということで、三菱一号館美術館に続いて、東京都庭園美術館を訪問。

展示品はヴァン クリーフ&アーペルのジュエリーやアクセサリー。

普段そういうものに触れる機会がない自分は「門外漢」ではあるけれども、それでも「本物」の存在感に圧倒された。
ただでさえ貴重な宝石や貴金属に精細なデザインを施して匠の技で仕上げることで、工芸品が芸術作品となる。
それがブランドとしてさらに価値を高める。
なるほど、これは欲しくなるね。
峰不二子の気持ちが少しだけ分かるような気がした。
ここは建物自体も由緒あるもので品格を備えているので、企画展としては場所と展示品が最高にマッチしている。


残念だったのは、館内が全面的に撮影禁止となっていること。
ジュエリーは神秘性の維持や偽造防止の観点もあるのかもしれないけれども、建物内部に素敵なスポットがたくさんあるのにもったいない。