1970年頃に偉大な業績を残したデザイナー・イラストレーターだよな、程度の認識だったが、私が間違っておりました。
先週のNHK『日曜美術館』でインタビューを受けて語る姿を見て、90歳の現役バリバリのクリエイターだと認識を改めた。
ということで、宇野亞喜良展を観に東京オペラシティアートギャラリーへ。
広告、ポスター、絵本、雑誌の表紙・挿絵に始まり、前衛的だったりアングラだったりするアート作品も。
そして舞台衣装や大道具・小道具。
まさに、膨大な仕事量、フィールドの広さ、そして表現の多彩さに圧倒される。
つねに<少女性>という核となるテーマがあって、若い頃から90歳に至っても一貫してぶれない姿勢にリスペクトしかない。
90歳とは思えないバイタリティとしなやかさとオシャレさを兼ね備えている。
そして、自らの姿勢を自らの言葉でしっかりと語るのが本当に凄い。
同じ時代に生きていてよかったと思ってしまった。