金曜日の夜はジャズが聴きたくなる。
一週間の仕事を終え、週末に入る前の日の夜がもたらす特別な解放感にぴたりとはまるのがジャズとお酒なのかもしれない。
ということで、渋谷のセルリアンタワーの中にあるJZ Brat SOUND OF TOKYOで催された「21st Century Cabaret」に足を運んできた。
関西で活動する立川直樹プロデュースのビッグバンド「MUSIC UNLIMITED ORCHESTRA」が演奏。
ホーン7(サックス4,トランペット2、トロンボーン1)に、ピアノ、ドラムス、ベース、ギターが各1名という分厚い編成。迫力あるサウンド。
前半は、少女歌劇団ミモザーヌの3名(卒団したばかりのいまもりまなか、そして一期生すずきみあい、二期生ともだりのあ)。
少女歌劇団とはまた違った、少し大人びた世界観でのパフォーマンス。
まるで往年のスプリームスが21世紀の日本に現れたような麗しくも実力のあるトリオで、ジャズのスタンダードナンバーをしっとりと聴かせてくれた。
後半は、ぼんちおさむの世界へ。
ザ・ぼんちのヒット曲「恋のぼんちシート」で観客のハートをつかみ、そこからジャズのスタンダードナンバーや、ビートルズ、シナトラなどの名曲を、独特のギャグを独特のペースで挟みながら魅せる。
ミモザーヌとおさむのコラボもあって楽しすぎる。
金曜の夜がいつまでも続くといいのにね。
そんな感じで楽しい一夜のイベントだった。