Nikkor Z 24-120mm f/4 Sを購入

2019年にNikon Zシステムを導入して、いろいろなZマウントレンズを使ってきた。

ポートレートメインということもあり、現在は、ほとんど35、50、85のf/1.8 Sラインの単焦点を交換しながら撮っている。

収差のほとんどないクリアで繊細な描写、開放時のボケの美しさ、対逆光性能、どれを取ってもZマウントの単焦点は素晴らしい。

これまで使ってきたのは、NikonのFマウント(AF-S Nikkorライン)、FUJIFILMのXマウント、マイクロフォーサーズCanonのEFマウントなどあるが、その中ではZマウントは最も光学性能が高いと思っている。

これはフルサイズ用にマウント径を大きくしたことが光学性能に余裕をもたらしたことが大きい。

しばらくはこの35、50、85を交換するスタイルで行こうと決めていたが、今日、雪撮のためにNikkor Z 24-120mm f/4Sを購入した。

現地の天気次第だが、レンズ交換のしにくいハードな状況も想定して。

今までは、Zマウントの標準ズームでは24-70mm f/4 Sを、また高倍率ズームでは24-200mm f/4-6.3 VRを使っていたが、それらと入れ替えることにした。

どちらもFマウントズームとは全く別次元の精細な描写の良いズームレンズで、コスパも良いものだと思う。

ただ、f/4通しである程度の望遠域までカバーし、ZマウントのSラインの描写力を求めるとなると、設計も新しいこの24-120mm f/4 Sは現時点での筆頭になるのではないだろうか。

機材はなるべく増やさない方針なので、今回はついでにキヤノンのEF-M系の機材も全て処分した。

購入から3年以上経つのに意外に高く売れたのはちょっと驚きだった。

新世代と呼ばれてきたミラーレスが登場してもう15年目になるが、一口に「ミラーレス用のマウント」と言っても、ニコン1やキヤノンEF-Mマウントのようなのは、ある意味で歴史の徒花みたいなものかもしれない(新し物好きなので、どっちも買った経験あり)。

今回買ったNikkor Z 24-120mm f/4 Sは、リリース当初に品薄だったこともあり、乗り換えは遅すぎるくらいだったかもしれないけれども、現在のミラーレスカメラの標準ズームとして、性能、サイズ、価格のバランスが撮れた優秀な製品だと思う。これからどんどん使っていこうと思う。

まずは今度の雪撮で。

今から楽しみすぎる。