長野在住のJC3四つ葉ニコさんを初撮影した。
カメラはいつものNikon Z6、レンズはNikkor Z 24-200mm f/4-6.3 VR。おととい買ったばかりの高倍率ズーム。
広角端の24mm、開放f/4で。空の写り方が広角ならではという感じ。
60mm近辺。僕がよく使うNikkor Z 50mm f/1.8Sとか、AF-S Nikkor 58mm f/1.4Gで使い慣れた画角。
130mm近辺。Fマウントには24-120mm f/4という高倍率ズームがあるが、それをさらに超える望遠域。
望遠端の200mm、開放f/6.3で。解像度、コントラスト、色ノリ、いずれも高倍率ズームとは思えない。
手ぶれ補正も、レンズとボディの両方で効いているから、ブレとも無縁。
Z6を買った時に付いて来たキットレンズのNikkor Z 24-70mm f/4Sも、開放から端正な写りをする小型軽量のスーパーキットレンズだったけれども、こちらも負けていないと思う。
もちろん、同じ画角で比較するとSラインにはわずかにシャープネスで劣るとは思うが、それを補って余りあるだけの良さがある。
ポートレート撮影の場合、何よりも相手との撮影テンポをレンズ交換で崩したくない。
野外ともなれば、何本も交換レンズを持って荷物を重くするのも避けたいし、レンズ交換に伴うリスクも避けたい。
このレンズのデメリットは「開放が暗い」ということだけだと思うが、それもミラーレスのファインダーで見ればなんの問題もないし、いまのZのセンサーなら、ISOが上がっても画質的には余裕がある。
この高倍率ズームNikkor Z 24-200mm f/4-6.3 VRは、トラベルズームと言われるけれども、これ一本でポートレートも全然いける常用ズームになりうると思った。
もしどうしても、背景をふわっとぼかしたショットを撮りたいということであれば、大口径の単焦点一本を組み合わせるだけで行ける。例えば、Nikkor Z 50mm f/1.8Sで撮るとこうなる。
・・・と、今日はこの日下ろした新レンズでポートレートがいけることがわかった。
四つ葉にこさんは、とても勘のいいモデルで、この日の撮影コンセプトや、やってほしい表情などを伝えたら、すっとそのイメージに入ってくれた。感謝。
中学生最後の夏休みに。