アクアノート 「AKIBAカルチャーズ劇場 新人公演2018~真夏のシンデレラたち~」(第1週)

新人公演2018の最注目・アクアノート

ライブアイドルの登竜門のひとつ、AKIBAカルチャーズ劇場の新人公演〜真夏のシンデレラたち〜。

初回の2014年はアイドルネッサンスとハコイリ♡ムスメの優勝争いというドラマが生まれ、2015年にはわーすたが新人公演で満員寸前までにするという快挙が成し遂げられた歴史を持つ。

2016年にはAIS(アイス)やパンダみっくなどの実力派ライブアイドルが実力を磨いたことも記憶に新しいが、今年2018年には4組のアイドルグループが、ここAKIBAカルチャーズ劇場での「定期公演」を目指して競うことになった。

その中で僕が個人的に最も注目しているのはアクアノート。

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「水」をコンセプトに結成された4人組アイドルユニットで、2018年4月22日、恵比寿CreAtoにて単独ライブデビューしたばかり。

文字通りの「新人」と言ってもいい。

メンバーは全員が中学生。

これを楽曲派()と呼ばなかったらどこを呼ぶと言いたくなる。



新人とはいえ、すでにライブでの活動実績もあり、熱心なファンも付いているアクアノート 。

初回の今日は見た感じでも50〜60人くらいの動員がある感じ。

初々しさを見せた決意表明


ライブは、アクアノートのイメージソング的な「いろみず」でスタート。

冒頭から勢いよく盛り上がる。

メンバーの顔には最初は緊張も見えたが、会場の盛り上がりに連れて、楽しさがあふれてくる。

自己紹介と、それぞれの意気込みの発表。

「新人公演に出られるなんて思っていなかった」
「こんなに来てくれてうれしい」
「毎回毎回どんどん楽しくいきたい」
「優勝したい」

など初々しくも力強い言葉が聞けた。

2曲めの「Don't you?」が撮影可能曲。

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カメラで撮るのも楽しいけれど、撮影の手を止めたくなるくらい、ライブも楽しい。

「未来どり」に続いて、手羽先センセーションの「夢の続き」。

2010年代前半のライブアイドルと違って、2010年代後半のライブアイドルは、新規参入・投下資本が減っているという厳しい環境での勝負になっている。

そんな中、過去の楽曲遺産を上手く使いながらグループのカラーを出していくのが鍵を握ると思うのだけれど、その点、アクアノートは強がりセンセーション/手羽先センセーションの曲を使えるのは「強み」だと思われた。

次週からメンバープロデュース公演


「残る4回の公演はメンバープロデュース公演になります!」との発表に続いて、次は、企画コーナー。

メンバー4人が2人ずつに分かれてじゃんけんをして、ピコピコハンマーとヘルメットで攻撃・防御をする「叩いてかぶってジャンケンポン」ゲーム。

トーナメント戦でメンバーの順位を決めて、その順番にメンバープロデュース公演の日程を選ぶ。

結果は・・・

7/31: 美波ももか
8/7: 夢咲摩萌
8/14: 逢嶋ひな
8/21: 佐山すずか

ということに。

毎回、衣装もプロデュースするということで、どんな風になるのか実に楽しみになってきた。

そしてライブ後半へ。

「最近やってない曲」という前フリの後、「閃光少女」「挑発Selfish」を2曲連続で。

勢いのあった前半の曲に比べると、少し落ち着いた味わいで、ライブの中での「動と静」の対比を感じることができた。

MCでは今日の感想を一人づつ。


大勢の観客が来てくれた感動に夢咲摩萌が思いがけず涙ぐんでしまうと、他のメンバーが「まだ早いんじゃない」「優勝するまで涙は取っておこう」と声をかける。

うん。

こういう場面を見たくて僕は新人公演に足を運んでいるんだよね。


最後は「水のかたち」からの、「いろみず」(Reprise)。


2回めの「いろみず」は、力強さと、楽しさと、希望を全部感じさせてくれるもの。

50分・8曲のアクアノート新人公演の初回は、あっという間に、しかし、確かな手応えを残して終わった。

僕らが「新人公演」に行く理由


AKIBAカルチャーズ劇場の新人公演は、完成度の高さを競うものではないので、色々な項目を減点法で見ていくのはつまらない。

むしろ、毎週変わっていくところを見て感動を味わうものだと思っているんだけど、アクアノートはわずか50分の間にも、最初の曲と最後の曲の間で「成長」を見せてくれる。


こんなグループは、なかなかない。


毎週毎週「優勝」を目指す姿を見に、あるいは「メンバープロデュース」で表現の幅を広げる姿を見に、足を運びたいと思わされた。




そして、物販・特典。

アクアノートにはすでに独自のポイントカードがあり、現場に行ったり、物販を買ったりするとポイントがたまるが、今回、新人公演用として新たに「スタンプラリー」が作られた。


スタンプ一回で全員チェキ。

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実質無銭←

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あとは、AKIBAカルチャーズ劇場の新人公演おなじみのTシャツ(サイン)と写真セット(ランダムでチェキ当たり)。

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逢嶋ひなちゃん。クール系な表情でとお願いした結果。

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美波ももかちゃん。ひたむきなパフォーマンスが印象的。

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夢咲摩萌ちゃん。クール系かと思わせて、MCで感動して涙ぐんでしまったりすごくピュア。

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佐山すずかちゃん。数ヶ月前まで小学生だったとは思えないほどしっかりしている。将来が楽しみな逸材。


ということで、気付いたメンバー全員と2ショットチェキを撮っている。

でも楽しいんだよね。

物販を買うと、さらにスクラッチカードがついてきて、いろいろな賞が当たる。

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これは「あたり」でゲットできるメンバーのサイン入りランダムチェキ。ひーちゃんかわいい。

他にも、撮影券とかスクラッチで当たったけど、とても使い切れないくらい。

実質無銭どころか、お釣りが来るレベル。

「はずれ」も集めると特典券と交換できるということで、アクアノートの物販・特典、お得すぎ。

この辺も、僕らが「新人公演」に行く理由。。。楽曲派()だからね!(キリッ)


(セットリスト)

1 いろみず
MC(自己紹介、意気込み)
2 Don't you?
3 未来どり
MC
4 夢の続き(手羽先センセーション)
企画「叩いてかぶってジャンケンポン」
5 閃光少女
6 挑発Selfish
MC(感想)
7 水のかたち
8 いろみず(Reprise)