アクアノートとは
アクアノート。
2018年4月、「水」をコンセプトにしたアイドルグループとして、逢嶋ひな・美波ももか・夢咲摩萌・佐山すずかの4人で結成された。
7月・8月には、AKIBAカルチャーズ劇場で開催される「新人公演」に、2019年に結成された純粋なアイドルグループとして出演。
メンバー4人が毎回欠かさずに揃って出演し、一人一人が順番に「テーマ」を決めてプロデュース公演を敢行。
毎回衣装をガラリと変え、テーマに合わせた企画コーナーを用意し、オリジナルの新曲を加えて行きながら、じわじわと動員を増やしていった。
最終的に動員は全グループ中でトップになったが、物販ポイントで逆転された結果、僅差でまさかの「準優勝」となり涙を飲んだ。
定期公演を獲得したのは別グループ。
だが、アクアノートの<物語>はここから加速していった。
2018年10月、新曲「なみだリプライ」を発表。MVをリリース。
2018年11月、新宿アルタKey Studioでファーストワンマンを開催。新曲「乙女心はアクアマリン」を披露。
2018年12月、「研修生」として高梨有咲と双葉樹里が加入。
2019年1月、中学三年生の逢嶋ひなと美波ももかの二人が、高校受験のため活動を休止。
2018年1月、研修生の二人が「定期公演」を開催。
2018年3月、逢嶋ひなと美波ももかの二人が無事に第一志望校に合格、復帰公演で新曲「ソメイヨシノが咲く頃に」「ゆびきりげんまん」を披露。
2019年4月、高梨有咲と双葉樹里が研修生の課題だった「ビラ配り2000枚、twitter2000RT、研修生ライブ動員400名」を達成、正規メンバーに昇格し、6人体制へ。
<物語>を紡ぐアイドルグループを見ていくのが大好きな僕から見ても、こんなに濃密な<物語>を生み出し続けて行くグループはなかなかない。
そして1周年記念2ndワンマン
そしていよいよ1周年記念の2ndワンマン。
会場となったのは恵比寿CreAto。
ここは一年前のお披露目ライブと同じだったが、この日のアクアノートには目標があった。
それは、「ソールドアウト」「満員」。
一年前と同じ会場を今度は全部埋めることで、次に進もうということだ。
特典付きのプレミアムチケット購入者を対象に開催された「リハーサル見学会」で、メンバーに声をかけ、いざ本番へ。
満員になったように見える会場は熱気で溢れかえりそう。
OPSEで、新衣装を纏ったメンバーが一人ずつ登場し、「いろみず」でライブスタート。
歌割りが6人バージョンに変わっている。
自己紹介の後は、撮影可能曲のブロック「未来ドリ」「閃光少女」「挑発Selfish」。
僕はライブハウスでのオルスタで盛り上がりたくて、カメラを持たずにフロアにいた。
そして、オルスタならではのライブのうねりに身を委ねていた。
こんなに楽しいの、いつ以来だろう?と考えながら・・・
MCの後は「水のかたち」「Don‘t you?」「ラブ☆サマー」「八月の空」。
アクアノートは、気付けばたくさんのオリジナル曲を持つグループに育っている。
タオルを回して盛り上がる「ラブ☆サマー」のような曲もあれば、「八月の空」のようにしっとりと聴かせる曲もある。
去年の新人公演の頃と比べると、いろいろな表現を切り替えて楽しませてくれるグループに成長したなあと思う。
そして、予告されていた新曲は「これから」。
まさにタイトルで、アクアノートが新しいステージに入ったと思わされる。
そしてライブは後半へ。
コールアンドレスポンス的に盛り上がる「ウルトラミラクルハッピー」、叙情的な「なみだリプライ」、そして今年の夏のフェスを代表する曲に育ってきた「乙女心はアクアマリン」。
「なみだリプライ」のMVは、ドラマ仕立ての力作。
そして、「乙女心はアクアマリン」は今はMVはないけれども、個人的に、ビーチでダンスするMVとか作って欲しいくらいの名曲。
いよいよライブ終盤となり、メンバーが一人ずつ今日の感想を語る。
最後になった高梨有咲が感極まって涙をためている姿に心を打たれた。
「置きに行く」ような予定調和のライブ、MCもあるけれども、今ここにあるのは「台本のない」「リアル」なメンバーの気持ち、メンバーの言葉。
そして、先月に披露された「ゆびきりげんまん」「ソメイヨシノが咲く頃に」が連続で歌われる。
アクアノート『ソメイヨシノが咲く頃に』Music Video
「また会おう」という気持ちを胸に、メンバーとファンの心が一つになる。
ファンのアンコールが届くと、まずスクリーンに動画が流れる。
2年目を迎えるアクアノート
恵比寿CreAtoの大きなスクリーンには、2年目を迎えるアクアノートのメンバーがそれぞれの目標を定めて発表する動画が映し出される。
佐山すずか:三大アイドルフェスに出場する
逢嶋ひな:個人活動を拡大してアクアノートをもっと知ってもらう
美波ももか:武道館でライブ
夢咲摩萌:もっと大きいステージへ
高梨有咲:歌とダンスでグループ一番を目指す
双葉樹里:東京ドームでライブ
こういう風に<夢>を一緒に追いかけていけるのが、アイドルを推す醍醐味だと思う。
Tシャツと短パンに着替えたメンバーがステージに登場。
今日二曲目となる新曲の「ドリームノート」を初披露。
王道アイドルソングとも言える爽やかなポップスで、アイドルとファンが同じ夢にむかって進んで行く喜びに溢れたナンバーだった。
今日の動員数が202人だと発表され、「ソールドアウト」「満員」の目標達成を喜ぶメンバー。
今まで一度も泣き顔を見せたことのなかった佐山すずかも目標達成を泣いて喜んでいる。
それを見て僕ももらい泣き。
そして、ここで重大発表が二つ。
まず一つ目は、6月からAKIBAカルチャーズ劇場で定期公演がスタートするということ。
本来は、新人公演の優勝グループに与えられる「賞」だが、アクアノートの実力が評価されての「定期公演」になったものだと思う。
6人体制になったアクアノートがさらに成長して行く<物語>を、定期公演の中でも追いかけていきたい。
そしてもう一つの重大発表。
二つ目は、今年の夏にアルバムCDをリリースすることが決まったと。
アクアノートには、たくさんのいいオリジナル曲がある。
僕もスマホに入れて毎日聴いていたいし、友人たちから「音源ないの?」の聴かれることも多かったので、これは大勢の人に聴いてもらうきっかけになると思う。
良い重大発表だった。
最後は「いろみず」のアレンジ違いバージョンでライブはアンコールまで終了。
いっぱいになったCreAto。
僕も友達を誘って、一緒に盛り上がって楽しめたライブだった。
6人になったアクアノートの<物語>の第二章、目を離さずについていきたい。
終演後は、さやすずこと佐山すずかちゃんのチェキ・サインへ。
「今日は楽しかったけど、もっといいものを見せたい。見て欲しい」と。
素晴らしい向上心だよね。
(セットリスト)
0 OPSE
1 いろみず
自己紹介
2 未来ドリ
3 閃光少女
4 挑発Selfish
MC
5 水のかたち
6 Don‘t you?
7 ラブ☆サマー
8 八月の空
MC
9 これから(初披露)
MC
10 ウルトラミラクルハッピー
11 なみだリプライ
12 乙女心はアクアマリン
MC今日の感想
13 ゆびきりげんまん
14 ソメイヨシノが咲く頃に
(アンコール)
動画(2年目の目標)
en1 ドリームノート
en2 いろみず(別アレンジ)