AKB48、ももクロのブレイク後、様々なアイドルが世に出ては消えて行った2010年代。
かつての「戦国時代」は終わって、いまは「坂道時代」とでもいうべき時代区分に入った感があるが、そんな中でも新陳代謝の進むアイドルシーンで気を吐く新進気鋭のグループもある。
”君ラジ”こと君の隣のラジかるん(2017年7月〜)、アクアノート(2018年4月〜)、”リリバリ”ことLily of the valley(2018年8月〜)の3組はそんな新世代のグループ。
この3組のグループを、「新世代トリオ」と最初に呼び始めたのはMARQUEEだったが、このうち君ラジとアクアノートの2組を2018年夏の新人公演で競わせたAKIBAカルチャーズ劇場が、2組による対バンライブを開催した。
実はこの二組による対バンは既に実績があり、その時も相当話題になったが、あいにく行くことができなかったので、今回の機会を待ちわびていた。
最初に、君ラジ5人、アクアノート6人がステージ上に現れる。
予告通り、衣装交換している。
メンバー代表がジャンケンをして、負けた君ラジが先攻、勝ったアクアノートが後攻となって、ライブスタート。
純白ワンピースの衣装の効果もあって、今日の君ラジは完全に清楚系。
メンバーいわく「かわいい!けど、君ラジじゃないよね笑」。
うん笑
でもかわいい。
先日のワンマンで披露されたばかりの新曲2曲を含むセトリに、アクアノートのキラー「乙女心はアクアマリン」をカバー。
完璧なアクアマリンで、客席の盛り上がりも凄かった。
そして、後攻のアクアノート。
メンバーカラーが存在感を主張する君ラジ衣装で、いつもよりアクティブ度マシマシ。
アクアノートの方は、君ラジの「あのねのね」をカバー。
メンバーのかわいい「照れピース」を見られて、それはもう幸せ。
こういう「あざとカワイイ」感じの曲ってアクアノートには珍しい気がする。
両者のライブ終了後、再びステージに11人が並んで感想を語った後、記念撮影。
(Sharpを探せ=難易度:★)
昨日、新世代トリオ3組を招いて開かれたMARQUEE祭miniでは、3組の並行物販同時開催で会場(O-nest)がカオスになっていたそうだけど、今日のAKIBAカルチャーズ劇場でも2組の物販は大盛況。
「2組全員無料ハイタッチ会」、「2組全員による囲みチェキ/写メ会」が長々と続いた後、ようやく個別の特典会へ。
アクアノート双葉樹里ちゃん(JC1)
白の衣装は、君ラジにないカラーで、「じゅりりんスペシャルオリジナル」。フードがかわいい。
アクアノート高梨有咲ちゃん(JC2)
アクティブなダンスで魅せるありちゃんには、こういう衣装も似合うね。
アクアノート佐山すずかちゃん(JC2)
メンバーカラーの黄色が強調された衣装で、元気なさやすずがますます10倍増しで元気に見える。
君の隣のすずかるん。
2010年代前半のライブアイドルブームの勢いはいまはある程度落ちついて来た感があるけれども、AKIBAカルチャーズ劇場はこういう新世代どんどんブッキングして欲しいし、次はリリバリも入れた「新世代トリオ」3マンに期待!
(セットリスト=アクアノート)
1 いろみず
MC
2 なみだリプライ
3 水花火
4 あのねのね(君ラジ)
MC
5 夕立とアンチノミー
6 ドリームノート
7 アクアソニック
MC
8 乙女心はアクアマリン