*Sunshine* AKIBAカルチャーズ劇場 新人公演vol.4

AKIBAカルチャーズの「新人公演」って何だろう。

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去年の新人公演では、アイドルネッサンスとハコイリ♡ムスメが定期公演獲得をかけて激しいトップ争いを演じていたが、今年は「本命:わ→すた、対抗:ミライスカート」でほぼ結果が見えてきている。

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だが、新人公演の冠には「デビュー直前アイドル5組」と銘打たれている。わ→すた、ミラスカについてとやかく言うつもりはないが、既に十分なレベルのライブ巧者であり、あえて言えばもう「定期公演」レベルであると言っていい。

裏返せば、初々しさとか、毎回の成長とかいうものを求めるのであれば、両ユニットにはもはやあまりない。

では、そういうものを今年の5組の中でどこが一番持っているのがどこかと言えば、今年は間違いなく*Sunshine*だと断言できる。


さて、今日から後半戦。一昨日のアイドルネッサンスの定期公演の前にAKIBAカルチャーズ劇場周辺でメンバー全員でフライヤーを配った効果もあってか、今日の動員は今までで一番多い。*Sunshine*の方も、セトリの構成を変更し、一部メンバーの衣装をマイナーチェンジして後半戦に臨む。

これまでエンディングに持ってきていた「PANDA!PANDA!PANDA! / PANDA1/2」をオープニングに持ってくる。これ勢いがついていいセトリ。続けて「甘い恋人 / カジヒデキ」を。良い流れ。

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メンバーの表情は、回を重ねるごとに活き活きとして自信を増しているように見える。

自己紹介に続いて、いまのところ1曲しかないオリジナル曲「DAISUKI<3 シンドローム」。男女の「好き」な気持ちのアンバランスを歌った甘酸っぱいポップス。

そして、シンデレラ曲としてファン投票の数の多い2名で歌う「シンデレラ / 相対性理論」。今日は、石上まひなと岡田香菜がメインボーカル。

アイドルソングではない、相対性理論の楽曲を一生懸命にしっかりと歌いこなす姿は感動的。

「ハミングがきこえる / カヒミ・カリィ」に続いて、企画コーナー。

今回は3つの試練のうち2つをクリアしたら新曲がゲットできるというもの。

最初の「知力」は、「一分間にクイズに5問正解」というものだったが、難問も多く、いきなりクリアならず。
続く「体力」は、「90秒で腕立て10回→腹筋10回→二重跳び10回」。これを、会田美雪→吉田那穂→岡村美季のリレーで乗り切ってクリア。タイムは20秒台。
最後の「運」では、わさび入りのハズレの入ったシュークリーム5個の中からアタリを選ぶもので、わざびの苦手な石上まひなが口に入れたものは…セーフ!普通のシュークリーム。

ということは、3つの試練のうち2つをクリアということで、無事に新曲をゲット。来週披露!

ほとんどのメンバーが喜ぶ中で、「新曲やると決まるといろいろと大変なんですよ」と呟いたの誰だったか忘れたけど、すごく*Sunshine*っぽかった。

ラストは「ときめきの果実」。全力で一生懸命に歌う姿に心が洗われる思い。不安定な音程や、隙を残したダンスを無条件に「いい!」とほめるつもりはないけれども、目の前の観客に「伝えよう」という気持ちがあふれているパフォーマンスを見て、自然と涙が流れた。

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(今回ほとんど写真撮れなかったので前回分)

今の*Sunshine*をまだ見ていない人がいたら、この新人公演でぜひ一度、とお勧めしたい。

(セットリスト)

1 PANDA!PANDA!PANDA! / PANDA1/2
2 甘い恋人 / カジヒデキ
3 DAISUKI<3 シンドローム / Sunshine
4 シンデレラ / 相対性理論
5 ハミングがきこえる / カヒミ・カリィ
6 ときめきの果実 / PANDA1/2