昨日リリースされたNegiccoの新曲「ねぇバーディア」。
レキシの池田貴史が手掛けた作詞・作曲を手掛けた作品で、Earth Wind & Fireの「Semptember」のオマージュを忍ばせつつ、幅広い世代に受け入れられる歌謡テイストの楽曲に仕上がっている。
特に、Negiccoのボーカルの最大の魅力である「個性的な性質が織りなす3声ハモリ」をたっぷりと聴かせるものになっていて、息の長いメロディーを繰り返す覚えやすいサビや、「好きになってもいいのかな?」というストレートな歌詞や、キャンディーズを彷彿とさせる「微笑み返し」という歌詞が印象的。
8月16日の日比谷野音ワンマンを控え、次のステップとして日本武道館を視野に入れているであろうNegicco。さらに幅広いファンを獲得してさらなる飛躍を狙っている今の彼女達に相応しい楽曲に仕上がっている。
そんな「ねぇバーディア」のリリイベのサイン会が渋谷HMVで行われた。
これは、3人のメンバーが購入したCDにサインをしてくれるというイベント。僕もCDを買って、「ねぇバーディア」の衣装に身を包んだ3人にサインを入れてもらうために列に並ぶ。
サインが欲しいのは、「Summer Breeze」「フェスティバルで会いましょう」「ネギさま!Bravo☆」のRemixが収録されている「初回限定盤B」。
松井寛の仕事は、いつもお遊び的なRemixに終わらずに楽曲の新しい魅力を引き出すが、「Summer Breeze」は「Royal Morrorball remix」と銘打たれているだけあって、ミラーボールの下で女子流ばりに官能的なダンスで踊る3人イメージを喚起する。音だけで映像を浮かび上がらせるのが凄い。

- アーティスト: Negicco
- 出版社/メーカー: T-Palette Records
- 発売日: 2015/08/11
- メディア: CD
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ジャケットは植田正治オマージュ。
自分の番になり、メンバーにサインをもらいながら少しお話し。「新曲おめでとうございます」とか「いままでにない雰囲気の夏らしいチューンですね」とか「野音楽しみにしています」という言葉を直接伝えることができた。
ぽんちゃからは「(カップリングの)「おやすみ」どうですか?」と聞かれて、「ぐっときました!」と返した。
いや、ホント「おやすみ」は、今のNegiccoの充実を象徴する切ないバラードになっている。シングルのタイトル曲にはならないにしても、最高のカップリング曲。深夜に聴いたら切ない気持ちになることは間違いない。