Harry Potter and the Deathly Hallows(読書記録・その7―第25章〜第28章)

『ハリーポッターと死の秘宝』の翻訳版が待ちきれない。ということで、主として自分用備忘録、副として同じように原書に挑戦している人との情報交換のための記録です。

(以下、あらゆるネタバレを含む)

Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(UK) Adult Edition Harry Potter and the Deathly Hallows Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(US)

CHAPTER 25: Shell Cottage

Horcruxが隠されていると思われるGringotts銀行への侵入を計画する3人。Gobrinはグリフィンドールの剣と交換状況で、そこへの手引きに協力するという。Harryはこの取引に応じる。他に方法がないのだ。BillはGobrinを信用するのは危険だと警告するが、他に方法はないのだ。
Lupinが長男が誕生したことを報告にやってくる。そしてHarryにGodfatherになってほしいと頼む。消える生命もあれば、新しく生まれる生命もある。魔法界でも世代交代は進んでいるのだ。

CHAPTER 26: Gringotts

もはや常套手段となった「変装」によって、Gringottへ入る3人。何度かばれそうになるが、そのたびに「禁じられた呪文」を連発し、なんとかお目当ての金庫にたどりつく。「手で触れるとニセの宝物が際限なく増える」という魔法に守られている(添付のUK版の表紙はこの場面を描いてるようだ)。だが、Harryはグリフィンドールの剣を使って、ハッフルパフの杯を手に入れる。だが、その直後、Gobrinは彼らを裏切り、グリフィンドールの剣を奪う。これではHorcruxが破壊できない!
だが、周囲を囲まれ進退窮まった3人は、グリフィンドールの剣をあきらめ、ドラゴンの背中に乗って金庫から脱出するのだった。

CHAPTER 27: The Final Hiding Place

Voldemortの心を読むHarry。彼はハッフルパフの杯が盗まれたことを報告に来たGobrinを殺すだけでなく、怒りのあまり自分の周囲にいたDeath Eater達まで皆殺しにしてしまうのだ。
VoldemortはHarryがHorcruxのことを知るはずがないと思いながらも、心配になり、他のHorcruxの安全を確かめに行くことにする。
そこでHarryは裏をかいてVoldemortが「最も安全だ」と信じきっているHogwartsの中にあるHorcruxを奪うことを決意する。

CHAPTER 28: The Missing Mirror

3人はホグスミートに行くが、その瞬間、Death Eaterが現れる。もはや3人の行く先は全て監視されているのだ。窮地に陥ったところで助っ人が現れる。それは、パブのホグス・ヘッドのバーテンダーだった。彼こそが、Dumbledoreの弟のアバフォースだった。Dobbyを遣したりしてHarryのピンチを幾度となく救ったのはアバフォースだったのだ。鏡の向こうの青い瞳も彼のものだった。
アバフォースはDumbledoreの知られざる過去について語る。やはり彼にも「光と影」があったのだ。そして、HarryにVoldemortに対峙することはやめて海外にでも逃げるようにと諭す。だが、Harryは彼を滅ぼすのは自分の使命であると言い切り、アバフォースにも協力を要請する。そのアバフォースが呼び寄せたのはNeville Longbottomだった…

やはりNeville、最終決戦に向けて満を持して登場したね。彼には両親の仇をとってほしい。

参考になる章別まとめサイト:ハリー・ポッター7巻を英語で読もう!

読了してから行くべきネタバレサイト:【ネタバレ】ハリポタ最終巻、章別考察とその後