Harry Potter and the Deathly Hallows(読書記録・その4―第13章〜第16章)

『ハリーポッターと死の秘宝』の翻訳版が待ちきれない。ということで、主として自分用備忘録、副として同じように原書に挑戦している人との情報交換のための記録です。

(以下、あらゆるネタバレを含む)

Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(UK) Adult Edition Harry Potter and the Deathly Hallows Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(US)

CHAPTER 13: The Maggle-born Resistration Commissoin

魔法省を席巻する純潔主義は、マグル生まれを登録して迫害するというところまで行きついた。ナチスの全体主義を思わせる。そしてそこの中心にUmbridge。失脚したかと思っていたが、いっそう不愉快な形で登場。本当にこの巻はハリー・ポッター・シリーズの総集編だ。Harry,Ron,Hermioneの3人はそれぞれ魔法省の役人に変装し、内部に侵入し、ついにスリザリンのロケットの奪還に成功する。

CHAPTER 14: The Thief

追ってを振り払い、命からがら逃げ出してきた3人。Ronは重症を負うが、Hermioneがなんとか応急処置の魔法を施す。Harryは相変わらずVoldemortが人を殺す夢を見る。これは現実なのか、それとも罠なのか。スリザリンのロケットの開け方が分からず、Horcruxを破壊するために何をすればいいのか分からぬままに時間が過ぎる。HarryがVoldemortの名前を言いそうになるたびに、Ronが叫んでそれを止める。これは何かの伏線なのか。

CHAPTER 15: The Goblin's Revenge

Harryが悪夢にうなされるのは、Horcruxのせいかもしれないと考えるHermioneは3人で交代で身に着けようと提案。だが、Horcruxの影響か、Ronは次第に不機嫌になっていく。
Dumbledoreの遺言によりHarryに贈られたグリフィンドールの剣は、いまやホグワーツの校長になったSnapeが保管している。だが、それはどうやら偽物にすり替わっているらしい。そして、3人はグリフィンドールの剣がHorcruxを破壊できるようだということも耳にする。
がぜん活気付くHarryとHermione。だが、Ronはここで一気に白ける。「具体的な計画もなかったのか、Dumbledoreからそんなことも聞いていなかったのか」と―。HarryとRonの決裂は本当に痛々しい。

CHAPTER 16: Godric's Hollow

Ronを失い二人で旅を続けるHarryとHermione。目を赤くし泣き腫らしているHermioneの姿が切ない。二人はGodricの谷に何かのヒントがあると確信し、覚悟を決めてそこに向かう。そこでHarryの両親の墓、そしてDubledoreの母親と妹の墓を見つける。
Harryの両親の墓には次のように記されていた。
"The last enemy that shall be destroyed is death."
いよいよ謎解きらしくなってきた。

参考になる章別まとめサイト:ハリー・ポッター7巻を英語で読もう!

読了してから行くべきネタバレサイト:【ネタバレ】ハリポタ最終巻、章別考察とその後