Harry Potter and the Deathly Hallows(読書記録・その6―第21章〜第24章)

『ハリーポッターと死の秘宝』の翻訳版が待ちきれない。ということで、主として自分用備忘録、副として同じように原書に挑戦している人との情報交換のための記録です。

(以下、あらゆるネタバレを含む)

Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(UK) Adult Edition Harry Potter and the Deathly Hallows Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(US)

CHAPTER 21: The Tale of the Three Brothers

ついに明らかになるDeathly Hallowsの謎。それは、三兄弟が死神からもらったものだった。長男の得た「最強の杖」、次男の得た「死者を呼び戻す石」、そして三男の得た「透明マント」。Harryが持っているのが伝説の三男が得たもののようだ。
Xenophiliusの様子がおかしいので問い詰めるとLunaが人質にとられているという。Harryを引き渡せば娘を返すというDeath Eaterの卑劣な要求にXenophiliusは屈してしまった。事態を理解し、機転を利かせて逃げるHarry,Ron,Hermioneの3人。こんなときでも冷静なHermioneに感心。

CHAPTER 22: The Deathly Hallows

辛くも脱出し、Deathly Hallowsがどこに存在するのかをめぐって議論するHarry達。ラジオからはHarryを激励する番組が流れてくる。これも魔法省の目を盗んでOrderのメンバーがゲリラ的に放送しているのだ。ようやく気分が高揚してきたところで、Ronの静止にも関わらず"Volemort"の名前を口にしてしまうHarry。ああ…。この言葉が発せられたことにより、Death Eaterがやってきてしまう。万事休す!

CHAPTER 23: Malfoy Manor

またしてもHermioneの機転により、Harryは変装し、3人は偽名を使うが、Death EaterにMalfoyのManor Houseに連行されてしまう。尋問やら拷問を受ける3人。監禁された地下牢にはLunaやOlivanderも閉じ込められていた。
WarmtailがVoldemortの差し金でやってくるが、Harryはかつて自分が彼の命を救ったことを指摘する。そこでWarmtailは攻撃するのをためらい、その後、自ら命を絶つ。
Harry達は死闘の末、Malfoyの屋敷から脱出する活路をなんとか見出す。その脱出を確実なものとしたのは、Dobbyだった。そしてHarry一行が逃げるのと引き換えにDobbyは命を落とす。
うーん、過去の6作の登場人物は全て登場する勢い。そして、伏線も全て回収されるのだろう。本当にめまぐるしい展開。それにしても、Dobbyを遣した「鏡の向こうの青い瞳」っていうのは、やっぱりあの人なんだろうか…

CHAPTER 24: The Wandmaker

Dobbyの亡骸を葬るため、墓穴を掘るHarry。Lunaの弔辞も思いやりに溢れている。彼は自由なHouse-elfとして生き、そして死んだのだ。
Harryは救出したGobrinに話を聞き、Gringotts銀行の地下にHorcruxが隠されていることを確信する。
ついでOlivanderに話を聞き、最強の杖がHogwartsにあることを突き止める。だが、Harryは同時にVolemortもそのことに気付き、Snapeの手引きによりVoldemortがDumbledoreの墓を暴いてその杖を手に入れていることも知覚する。
だが、これでいいのだ。Harryが手に入れるべきものはDeathly Hallowsではなく、Horcruxなのだから。

参考になる章別まとめサイト:ハリー・ポッター7巻を英語で読もう!

読了してから行くべきネタバレサイト:【ネタバレ】ハリポタ最終巻、章別考察とその後