Harry Potter and the Deathly Hallows(読書記録・その2―第5章〜第8章)

『ハリーポッターと死の秘宝』の翻訳版が待ちきれない。ということで、主として自分用備忘録、副として同じように原書に挑戦している人との情報交換のための記録です。

(以下、あらゆるネタバレを含む)

Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(UK) Adult Edition Harry Potter and the Deathly Hallows Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(US)

CHAPTER 5: Fallen Warrior

VoldemortとDeath Eatersから辛くも逃れてくるHarryとOrderのメンバー達。だが、Moodyが死んだという衝撃的な情報が駆け巡る。もはや総力戦であり双方犠牲者は免れない状況だが、頼りになる存在のMoodyが序盤から不在となったことで改めて敵の強さが浮き彫りになった。相手がHarryを見分けた理由は分かったが、裏をかく移動計画が事前に漏れていた疑惑が濃厚になる。誰かが情報を漏らしているのか…

CHAPTER 6: The Ghoul in Pyjamas

HarryはHorcruxを探して破壊する使命を一人で果たす覚悟だが、RonもHermioneも一緒に行くという。彼らは学校に行かないため、あるいは両親に心配をかけないため、精一杯のことをしている。特に両親を記憶を変えてしまったというHermioneには恐れ入る。しかも彼女はHorcruxに関する文献を探し求め、それを破壊するのが容易でないことまで調べ上げていた。
もう、ロード・オブ・ザ・リングの「旅の仲間」状態。フロドと同様、悪を滅ぼすことを使命付けられたHarryと、それにとことん付き合うサムのような存在の友人2名。ハリー・ポッター・シリーズは、結局、この3人の物語なのだ。

CHAPTER 7: The Will of Albus Dumbledore

Dumbledoreが3人に遺したものを魔法省大臣が渡しにやってくる。険悪な雰囲気の中、3人はそれぞれに託されたものを受け取る。RonにはDeluminator、Hermaioneには魔法使いの童話の本、そしてHarryにはグリフィンドールの剣とスニッチ。だが、グリフォンドールの剣は文化的価値が高いということで結局受け取ることはできず。まったく魔法省はどうしもようもない。スニッチには"I open at the close"というメッセージが残されていた。3人とも各自の受け継いだものの意味を理解しかねる。この辺の謎解きが『賢者の石』『秘密の部屋』に戻ったようで好き。

CHAPTER 8: The Wedding

BillとFleureの結婚式。HarryはWeaslyの親戚に変装する。ここで久しぶりのKrumが登場。また出るとは思わなかった。『炎のゴブレット』のメンバーの再会。Ginnyに目を付けるKrumに「あの子の彼氏は嫉妬深いから気をつけた方がいいよ」という変装Harryがほほえましい。しかし、Weddingの間でいろいろとDumbledoreの生い立ちに関する話が出てきて、Harryはまた混乱する。そうしているうちに「魔法省が敵の手に落ちた」ということが伝えられ…

参考になる章別まとめサイト:ハリー・ポッター7巻を英語で読もう!

読了してから行くべきネタバレサイト:【ネタバレ】ハリポタ最終巻、章別考察とその後