『ハツカネズミの時間(4)』を読んだ。
- 作者: 冬目景
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/04/23
- メディア: コミック
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1巻の不気味なまでのスローな展開と、それでいて何か始まりそうな不穏な雰囲気からすると、これで完結というのはいかにも駆け足だと思われる(一部の登場人物の退場の仕方とか)。そして、結末も期待外れと言わざるを得ない。
まあ「これが冬目景の世界観だ」と言われてしまうと、確かにこの作家独特の繊細な世界がここにはあったとは思うが。
この作品が終わったことで、その分『イエスタデイをうたって』に情熱が注がれるだろうから、それはそれでよしとしようか。