フェスの新しい楽しみ方〜ミュージックパーク@ TOKYO FMホール

TIFで見つかる?

「TIFで見つかる」ーそう思っていた時代が私にもありました・・・

かつてアイドルの登竜門的存在だった大型フェス。

特にアイドル横丁夏まつり、TIF、@JAM EXPOという「三大フェス」は多くの新しいアイドルと出会う機会であった。

だが、TIFが昨年眉村ちあきをノミネートできず、そればかりか「アザーレコメンド」で有識者()の推薦を得たにもかかわらず、「選考」によって改めて落選させるという愚行(と言い切っていいだろう)を世に示したことに象徴されるように、もはや大型フェスは「見つける」「見つかる」場としては機能していない。

特徴のあるフェスは健在

ならば、アイドルフェス全体が退屈になったかといえばそんなことはない。

5月12日には、新木場でギュウ農フェスが、半蔵門ではミュージックパークがそれぞれ開催された。

いずれも特徴を持ったフェスであり、ギュウ農フェスが熱いライブを追求するという特徴を強める一方で、ミュージックパークは大型フェスが担えなくなった「見つける」「見つかる」出演者が散りばめられている。

この日のミュージックパークには、大阪のjumpingkiss、山陰のjubilee jubileeなどの地方アイドルが出演者に名を連ねていた。

東京にいながらにしてこれらのアイドルのライブが見られること、加えて、並行物販・特典会で音源を手に入れたり、特典会でも「会える」という意義は大きい。

この日のタイテはこんな感じ。

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ご覧の通り、他にも楽曲派()が魅力を感じるようなアイドルが目白押し。

しかも、持ち時間は一組当たり25分間。

これTIFなら下手したら15分とか20分だよな・・・

この21組が見られて前売り2500円、しかも再入場可能、着席も選べるというミュージックパーク、実に強い(あまり褒めすぎると値上げされたりするかもしれないので、ほどほどにしておく)。

2sチェキから1s撮影へ

普段の僕なら、ここで各出演者のライブの感想を書いたりするんだけれども、今日はそれは後回し。

最近の特典会の傾向の変化に気付いている?っていう話を書こう。

アイドルの特典会といえば「握手」「2ショットチェキ」が伝統的。

だけど最近、傾向が変わってきている。僕自身も含めて。

それは「自分のカメラでアイドルを撮影すること」。

大好きな人の今を形として残したいという気持ちがあるのだけれども、でも「2ショットチェキ」で自分が一緒に写りたくはない、という。

そして、デジタルカメラの進化・普及によって、誰にでも簡単に綺麗な写真が撮れるようになった。

ライブ撮影で動いている姿を撮るのは難しいとしても、特典会で自分にだけ見せる表情を撮ることが与えてくれる満足感。

「撮影を軽視するところは必ず終わる」という言葉があるけれども、この「1s撮影」を望むというヲタクのニーズに応えている運営は、まだそれほど多くない。

ということで、jubilee jubileeとjumpingkissをTOKYO FMホールで撮影してきた! 山陰や大阪まで遠征したと思えば実質無銭←、好きが撮れましたよ好好きが・・・と写真を貼れば、話の流れ的には完璧のはず。

なんだけれども、不覚なことにこの日はカメラを持参するのを忘れてしまった。無念。。。

フェスの新しい楽しみ方

自力で写真が撮れなかったので、ここはレニウムさん( https://twitter.com/R1001_711 )のtweetを引用で紹介させてもらう。

山陰の天使ことjubilee jubileeうめかちゃん。マジ天使。。


jumpingkissの逸材ことれのんちゃん。凄い。。


レニウムさん、ありがとうございます。

こんな感じで、「フェスの並行物販」で1s撮影をするというのは、今やアイドルの楽しみ方の一つになっている。

地方のアイドルを東京に迎えてフェスを開催し、ライブの後にロビーでこういう特典会に参加できるというのは、このミュージックパークの特徴になりつつあるかもしれない。

この日はそんなことを感じさせた。

同様の試みを他にしている主催者で他に思いつくのは、渋谷アイドル劇場くらい。

まだ少ないし、会場を選ぶかもしれないけれども、この先もっと広がってほしい動きだと思う。

次は絶対カメラを持っていくぞ!(涙)

新たな出会いばかりのライブ

なんかフェス論っぽい話になってしまったけれども、一応、この日に鑑賞した各出演者のライブのインプレも残しておきたい。

ふらっぺidolぷろじぇくと研修生(11:45-12:00)

オープニングアクトだったけれども、自分的には立派な出演者の一組。

この日のライブも心が洗われたし、ライブが終わってすぐ特典会に駆けつけてしまった。

キャンディzooナイトメア(12:50-13:15)

初見。動物要素はなくなっていて、テクノ・エレクトロの世界観。

LEDライトの装着された衣装は近未来感が凄い。Cupitronを通り越してPerfumeを連想してしまった。

新曲2曲も世界観が統一されていて、ずっと聴いていたくなる心地よさ。

nuance(13:15-13:40)

黒ワンピースにオルタナティブのトラック。イスを使った演劇的な演出もありながら、どこかで懐かしさも感じさせる。

生バンドワンマンではまた違った色になりそう。

開歌(13:40-13:55)

無音で登場し、「歌の咲く島」のアカペラバージョンからスタート。

ホールの中にそれぞれの告白が響いて心地よかった。

今日の出演者の中で唯一の15分枠。

jubilee jubilee(14:00-14:25)

初見。

ディスコフレイバーのダンスミュージック、清楚系なワンピース衣装、そしてキレのあるボーカル。

全てが良かった!3人中2人しかいないということを感じさせないパフォーマンス。

これを東京のフェスで観られることの幸せ…

パンダみっく(14:25-14:50)

3人でのライブには以前はヒヤヒヤしたものを感じたこともあったが、今は勢いとおおらかさとあたたかさを感じさせる。

いい感じのチームになってるな…

tipToe.(14:50-15:15)

ライブハウスで観るtipも好きだけど、こういうホールで全身のダンスフォーメーションを観ると、これはこれでさらに叙情的になる。

ワンマンの告知の時にスマホを見ていたオタクに「そこの携帯見てるキミ! ぜひチェックしてね」って天才なのかな…

マジカル・パンチライン(15:15-15:40)

魔力設定の“呪縛”から解かれ、2名の新メンバーが驚異的なスピードで成長中。

ライブも楽しくて熱くて、これがトリでもいいのではってくらいの盛り上がり。

6人のバランスが整った中でも、小山リーナのボーカルが図抜けた存在感。

WHY@DOLL(15:40-16:05)

ノンストップで繰り出されるダンサブルなグッドミュージック、歌もダンスも安定のパフォーマンス、そしてどんどん綺麗になる2人…

ほわどるのライブはいつ見ても幸せになる気がする。

jumpingkiss(16:10-16:35)

初見。

私服衣装でファッションショー風に登場し、ユニット曲で濃紺のワンピース衣装に着替える構成の力の入ったステージ。

カワイイは正義!で目が20個欲しかったけれども、2個しかないので、れのんc、じおんc、かんなcあたりを見るので精一杯…

CROWN POP(16:35-17:00)

2ヶ月ぶりに見たら、衣装がピンクと白と茶系のチェックになっていて、雰囲気がぐっとフェミニンになった印象。ライブは相変わらず熱い。

あと、かおりんが髪型と髪色を変えていてめちゃめちゃスタイリッシュだった。ファッションモデルみたい。

アクアノート(17:25-17:50)

Overtureのあとに自己紹介なしで4曲連続と勢いを感じさせた。

今日は特に「ウルトラミラクルハッピー」が沁みたな…いいライブだった。

(セットリスト)

1 ソメイヨシノが咲く頃に
2 これから
3 ウルトラミラクルハッピー
4 挑発Selfish
MC自己紹介
5 乙女心はアクアマリン

この後もまだ観たい出演者が目白押しだったが、夜に別の用事もあったのでここで退出。

ここまででも12組のライブを鑑賞できて、満足感は十分。

俺たちはジ・ズーから卒業できそうもない。

新たな出会いばかりの特典会

ということで、特典会は当然ふらぷろ生へ。



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次世代エース感が凄い“ふうふう”こと亀田楓華ちゃん(JS5、8期)。初2s。


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パンダみっくの特典会みたいにテンションが高い“ゆーちゃん”こと漆原裕菜ちゃん(JS6、8期)。初2s。

ポーズは、ラーメン屋? (そして日付が未来時計w)

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個人的に現在のふらぷろ生の中でのエース的存在だと思っている“あおちゃん”こと岩倉葵依 ちゃん(JS6、7期)。
ゲッツ! ゲッツ!

やっぱり俺たちはジ・ズーから(以下略)


ということで、いろんな意味で「新たな出会い」ばかりのミュージックパークでした!