AKB48の成功を受けて、2010年前後に各地域で「ご当地アイドル」が作られた。
独自の進化を遂げたところもあれば、ブームの終焉とともに活動を終えたところもある。
そんな中、和歌山のFun×Famは、当時の熱気を保ちながら活動を続けているように見える。
今回、なんと5年ぶりに東名阪ツアーを敢行。
初日となる今日の東京公演が渋谷サイクロンにて行われ、足を運んできた。
アンダーユニットのSisterから昇格したメンバーも含めて、Fun×Famの現体制は14人編成。
下は小学4年生から、上は高校3年生まで幅広いメンバーが大きなフォーメーションで並ぶ姿はそれだけで圧巻。
人数の多さだけではない。
オリジナル曲、カバー曲。
ユニット曲、ソロ曲。
「正統派グループアイドル」の枠組みの中で、表現の多彩なところもFun×Famの個性のように思われる。
ソロでは、ギターでの弾き語り、ピアノでの弾き語りもあって、じっくりと聴き入る場面も。
アップテンポの曲では、14人のフォーメーションを活かした立体的でパワフルなダンスも魅力。
年齢の若いメンバーでもダンスのソロパートがあって、それぞれの個性を感じる場面が楽しめる。
アンコールも含めて2時間の圧巻ライブ。
最後のMCでは、2代目キャプテン・須左美静奈が東名阪ツアーを始められたことに感極まって涙ぐむ場面もあって、見ている方も心が洗われる思いがした。
情熱を感じるライブで、見ていて飽きないし、メンバーがキラキラ輝いている。
2010年時代前半の「古き良き」ローカルアイドルのライブがそこにはあった。
高い実力を持ち、グループとしても魅力的で、東名阪ツアーは5年ぶりという貴重な機会。
これで2000円とかコスパ良すぎる。
「もっと集客があってもいいのに」と思えたが、思えば今日はTIF2018の真っ只中。
大勢のアイドルファンはそっちへ行っている日でもある。
だが、フェスのタイテの中の15分では見ることのできない120分の充実した公演をFun×Famは見せてくれた。
また見に行きたくなってしまって、日程を調べたら次回は8月25日の名古屋。
今度は@JAM EXPOの最中である。
TIFも@JAMも今やこの辺のローカルアイドルをほとんど呼ばなくって久しいので、そこは「棲み分け」がなされるようになったと考えるべきかもしれない。
名古屋遠征、本気で検討したくなった。
終演後は、物販でCDを購入。
アルバム1種と、シングル2種。
楽曲派()なので、音源は一通り手に入れるスタンス。
特典券が付いて来たのでチェキへ。
ソロ曲を披露した「とも」こと中川朋香ちゃん(JC1)。
全てがかわいすぎてた…
ダンスがキレッキレの「かんちゃん」こと木原佳暖ちゃん(JC1)。
チェキの書き込みに真面目さが滲み出ていてたまらん…
チェキは、サイン、カメラでの1ショット撮影、握手までがワンセット。
かんちゃん、かわいい。。。