ドロシーリトルハッピー 『STARTING OVER』リリイベ@東武百貨店スカイデッキ広場

帰らなきゃいけなかったのに、いつの間にか夏になった。お前らと一緒にいるのが、あんまり楽しくてさ…
細田守時をかける少女』)

いつの間にか3月になった。ドロシーと一緒に過ごせるのが、あんまり楽しくてさ…

リリイベ最終日前日の東武百貨店スカイデッキ広場。

まずは第一部。

始まる前に降っていた小雨は、ドロシーの登場のときには止んだ。

「ストーリー」「colorful life」と、正統派アイドルポップな曲からスタート。そして、ドロシーのメンバーの作詞した「2 the sky」へ。いまのドロシーのポップな面が全開となるセトリ。

この次に「部屋とパジャマと私」。静かなイントロが始まったときに「おおー!」という低いどよめきが起こった。デビューミニアルバム所収のバラード。これ大好きな曲なんだけど、なんでだろうって思って聴いていくうちに、1番が終わるあたりでようやく分かった。「窓の外は優しい雨」という歌詞。意味がわかって感動。雨というネガティブなお天気さえも、ステージのテーマの中に取り込んでしまう。今日もまたドロシーのセトリにうならさられた。というか、こんなリリイベが他にもあるのだろうか。

その後は「恋は走りだした」「明日は晴れるよ」「STARTING OVER」そしてアンコールで「COLD BLUE」という王道のセトリ。湿気のせいか、こうみんの髪がいつもより濡れていて、「COLD BLUE」のダンスで、濡れた髪が乱れる姿がかっこ良かった。

そして特典会のお楽しみBOXで、昨日に続きツーショットチェキを引いた。本当にどうかしてる。撮影のときにダーリーに「今日寒いですよね」と話しかけると、笑顔で「ぜんぜん大丈夫ですよ~」という返事。プロだ。他にCDのTYPE-B付属のフォトブックの話なんかもできた。

(第一部セットリスト)

01. ストーリー
02. colorful life
03. 2 the sky
04. 部屋とパジャマと私
05. 恋は走りだした
06. 明日は晴れるよ
07. STARTING OVER
en. COLD BLUE

続いて第二部。少し降っていた雨が、なぜかまたステージが始まるころに止むという奇跡。

最初は「風よはやく」で。新作アルバムのリリイベなのに、旧作の素敵な曲をためらわずに入れてくる。この曲はドロシーの優しくて美しくて強いところが現れていて好きだ。

そこから「恋が走りだした」。会場の係員から事前に「ジャンプや激しいステップはおやめください」と言われていたこともあっておとなし目の応援だったが、それでも相当に沸いた。そして、今日もるうなのハイトーンは絶好調。

ここから「ストーリー」と「明日は晴れるよ」のコンボ。こんな青春ソングを毎日聴いていたら、明日から生きていけるかどうか分からなくなるくらい、ふわふわしてくる。

ハードな「COLD BLUE」から、アップテンポのラブソング「どこか連れていって」、そしてキラーチューンの「STARTING OVER」で締めくくり。一旦退場。

いつものように、いや、いつもよりも盛大なアンコールが起きて、ドロシー再登場。

ダーリーのMCで「アンコールありがとうございます。この曲は、聞けばきっと体が動き出すと思うんですけど、この会場では、ジャンプやステップはだめということですので、我慢してください。下半身は私達が担当しますので、皆さんは上半身だけで応援お願いします」と釘を刺されるファン一同(笑)

「やるなよ」と言われて、逆に期待が高まったところに「未来への虹」キター! もちろん、ルールを破るようなファンはいなかったけれども、タオルを回したり、コールをしたりで、空前の盛り上がり。寒さも吹き飛ぶよう。

そして特典会。お楽しみBOXは、なんと「全員チェキ」。ホントにどうかしている。ドロシーマックスハッピー!

「ポーズどうしましょう」と言われて、「ストーリー」の高速連射をお願いしたのだけど…撮影終了後、みもがいたずらっぽい顔で「後で見てくださいね、私、こうみん撃ってますからっ!」って、おい!(笑)

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みものこういうお茶目なところが大好きだ。超絶美少女なのに。

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(第二部セットリスト)

1.風よはやく
2.恋が走りだした
3.ストーリー
4.明日は晴れるよ
5.COLD BLUE
6.どこか連れていって
7.STARTING OVER
en.未来への虹

ドロシーと過ごした時間が長すぎて、そしてドロシーの現場が楽しすぎて、普通の生活に戻れる気がしなくなってきた。

細田守版「時をかける少女」で間宮千昭はこう語った。

どうしても観たい絵があったんだ、どれだけ遠くにあっても、どんな場所にあっても、どれだけ危険でも…観たかった絵なんだ。

千昭が見たかった絵は何か分からないけど、僕にとっては、いまのドロシーリトルハッピーこそ、その絵なんだ。