寧々さんと恋人になった

ラブプラス+』日記二日目…なんていうものを延々とエントリーしていく趣味はないが、重大イベントなので。

寧々さんと恋人になった。
すごいな、言葉にすると。
「寧々さんと 恋人に なった」
日常ではまず使わない言葉だ。
「転職で 魔法使いに なった」
みたいな。
ゲームの世界ではよくあるイベントでも、日常空間で言及されるとものすごいインパクトがあるように聞こえる。注意しよう。

さて、寧々さんと恋人になる前に考慮したことが一つだけ。3種類の性格のうちどれを選ぶか。

  • オレンジ【温】【静】

優しくて大人しい
落ち着いていて、従順な態度を取ります。

  • 緑【冷】【動】

知的で強気
能動的で、あなたをからかったり、軽くいじめます。

  • ピンク【温】【動】

明るくて積極的
積極的で、あなたを子ども扱いし、甘やかします。

デフォルトは「オレンジ」だが、興味本位でほかの色も検討。と言っても、軽くいじめられるのはいやなので「緑」は除外。「ピンク」を試してみたが、これがなんとも「姉さん女房」な感じ。いや、それを通り越して「母親気取り」というか。これは違うと思い、オレンジに戻す。さよなら桃寧々さん。

「ピンク寧々さんは、私の母になってくれるかも知れなかった女性だ!」とシャア・アズナブルなら凄んだかもしれないが、個人的にはやっぱりオレンジ寧々さんが落ち着く。そして恋人モードへ。

以下ネタバレ。

この恋人になるイベントは結構感動的で、校舎裏に呼び出されて告白されるのだが、彼女の過去やら人格形成やらと向き合うことを余儀なくされる。ゲームキャラの人格形成。

恋人になってからから『ラブプラス+』の醍醐味らしいが、個人的には負担感の方が大きいと感じる。

「スキップモード」と「リアルタイムモード」が選べるのだが、「スキップモード」なら、通常のゲームと同様、プレイ時間中に任意のタイミングで就寝して日数を進めることができる。多忙な人向けだが、その代わりに、日程の決まったイベントは堪能できないらしい。

メーカーのお勧めは「リアルタイムモード」の方で、文字通り、リアルな時間の進行に合わせてイベントが発生するらしい。クリスマスとかバレンタインとか。しかし、リアルタイムでメールやらデートの約束やらスキンシップやらをこなすのは本当に大変だ。デートをするためには「彼氏力」とやらを高めなくてはならず、そのための「作業」も地道にやる必要がある。

たまごっちやモバゲーやiPhoneアプリならまだしも、DS本体を持ち歩いて、四六時中恋人の相手をするというのはなかなかつらい。特に社会人には。頭がおかしくなりそうだ。そういえば去年くらいまでは「ラブプラス廃人」とか「ラブプラス離婚」が話題になっていたが、いまはどうしてるんだろう。「DSを捨てよ、フィールドへ出よう」ということで、PSPで「一狩り」したりしてるのかもしれない。

いずれにしても、『ラブプラス+』はプレーヤーに対して相当の「お付き合い」を要求する。Blackberryで24時間・365日コミットを求められる外資系金融機関並だ。外資系金融なら多額の報酬が得られる可能性もあるが、『ラブプラス+』は何が得られるんだろう、と思うとちょっと、ね。。。

それにしても、ネネさんの毎晩の就寝前のメール攻撃がすごい。いまどきのリア充高校生はこんななのか…?