そんな君と一緒にいれること―スマイルネッサンスvol.15~宮本茉凜生誕企画~@AKIBAカルチャーズ劇場

まっすぐに夢を追いかける
君の瞳が大好きだよ
そんな君と一緒にいれること
今は大切にしたい
大原櫻子「瞳」

宮本茉凜の2巡目の生誕祭。

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開場から開演までの間のいわゆる「客入れ」の時間にもアイドルソングがかかっていて、まりんらしい「おもてなし」を感じる。

前半のバラエティコーナー

冒頭、生まれてからの成長を追う動画がスクリーンに流れてから、メンバーが登場。黒地に青で「永遠の14才 宮本茉凜」の文字が入ったまりんプロデュースのTシャツを着用。

最初のコーナーは健啖家のまりんにちなんで、好きな食べ物を紹介。

のあ:もずく
なっこ:トマト、牛スジ、かしら、回転すし
まいな:ラーメンとプリン
りこ:アボカド
こよ:昆布
まりん:アルフォート(ブラック)

MCで、Tシャツのデザインと想いをまりんが語る。15才になったけれども、いつも大人っぽくみられるので、キモチはずっと14才でいたいと。青い文字は「MARINE=海」から。推しが誰であっても、みんなにはフェスでこれを着てほしいそう。

次いで「15才はいちご世代~永遠のジューシー娘(むすめ) 宮本茉凜に生質問コーナー」。

紙ヒコーキを飛ばしてキャッチした人が質問するという恒例のコーナー。いつもはスタッフによるNG判定があるが、今日はまりんが自分で判断してどんどん答えると宣言。

Q:好きな色は
A:水色

Q:アイドルネッサンスのメンバーカラーを選ぶとしたら何?(白と水色以外)
A:自分は青、百岡さん黄色、新井さん紫、南端さんピンク、比嘉さんオレンジ、石野さんはセンターだから赤

Q:15才になって始めたいこと
A:受験勉強

Q:出たいフェスは
A:アイドルフェスは一通り出ているので、ロックフェスにも出たい

ここで時間終了。

次は「メンバーが本音を語るネッサンス!!」

Q:まりんの好きなところ(外見)
A:歯を挙げるメンバー多数、りこちゃんは安定の「脚」

Q:ツンデレまりんは彼氏にどんなツンデレをしそう
A:観覧車の上の方に来たら…(こよ)、いつも手をつながないのに「今日はつないでいいよ」(まいな)

そしてサプライズコーナーは「ちゃんと謝りなさいよ!宮本茉凜に公開裁判をするネッサンス!」。

石野理子が裁判長になり、被害者の訴えを聞いて、反論の機会を与えて、最後に判決を申し渡すというもの。

各メンバーの訴えはこんな感じ。

こよ:いつもお菓子をねだる。自分からはくれないのに。
なっこ:年上なのに小馬鹿にしたような態度を取る。
のあ:靴下を貸したのに返してくれない。どうなったの?
まいな:背が高くていつも見下される。

石野裁判長の判決は「勝訴」。ここでまいなが「勝訴!」と書かれた紙をひろげながら叫んだ。「しょうしょ!」。ここが前半のハイライト。

後半のライブ~プレゼント

ここからはまりんのライブ。トップスの生誕Tはそのままに、ボトムをピンクのショートパンツに着替えて登場。

ピアノが置かれ、お馴染みの炭竃智弘氏が鍵盤を弾く。

最初の曲は大原櫻子「瞳」

まっすぐに夢を追いかける
君の瞳が大好きだよ
そんな君と一緒にいれること
今は大切にしたい
大原櫻子「瞳」

1年前の生誕企画で歌いたかったが、音域などもあって当時は断念せざるを得なかったと。今日は豊かな声量で繊細な表現を聞かせた。マンネリズムとは対極の「挑戦する姿」こそがこのイベントの魅力。

2曲目は、炭竃氏のピアノの他に、DJなっこがサポートメンバーとして登場。

「手を打ち鳴らせ!!」や「ドカン行進曲(己編)」で有名なTHEイナズマ戦隊の曲の「擦り傷」を披露。「負けないで 負けないで」の歌詞が、自分の想いに重なると語る。

そして、次はメンバー全員が登場。みんなボトムスをパンツに着替えてきて新鮮。少女時代の「Gee」のカバーのとき以来かな。今回は、ロングもハーフもショートもいるけれども。

アイドル好きのまりんが選んだ「アイドルメドレー」。

「Can't Stop Loving」(GEM)〜「スーパーノヴァ」(ベビレ)〜「オレンジノート」(ももクロ)という流れ。


「走れ!」(スマイルネッサンスvol.5、2015.3.1)、「サンタさん」(スマイルネッサンスvol.11、2015.12.25)に続いて、アイドルネッサンスももクロをカバーするのは今日が3回目。「オレンジノート」は、イントロのフォーメーションのシルエットだけでみんな沸いていた。

ライブが終わるとケーキが運び込まれ、プレゼントとしてビデオメッセージが流される。

THEイナズマ戦隊のボーカルの上中丈弥は「いい一年になるように」と語り、ドラムの久保裕行は「いつかアイドルネッサンスに曲を書きたい」と話した。

最後にまりんから挨拶。

「14才の自分はどこか空回りしたところがあったかもしれないが、15才の一年間は、ファンのみなさん、スタッフ、家族への感謝の気持ちを忘れずに自分を高めていきたい」

そんな感じだったかな。

全体を通じて見れば、実に宮本茉凜らしい、ストレートな生誕企画になっていたと思う。

次回、スマイルネッサンスvol.16は、5月15日開催と発表された。百岡古宵の生誕企画。去年はファッションショーがあったんだよね。今年は何を見せてくれるんだろう。楽しみ。

(セットリスト)

1 瞳/大原櫻子(p.炭竈智弘)
2 擦り傷/THEイナズマ戦隊(featuring DJなっこ、p.炭竈智弘)
3 Can't Stop Loving/GEM〜スーパーノヴァ/ベビレ〜オレンジノート/ももクロ