「"スコラ" 坂本龍一 音楽の学校」

NHK教育の「"スコラ" 坂本龍一 音楽の学校」が面白い。とりあえずバッハが終わったところ。先週が通奏低音で、今週が対位法ということで、音楽の歴史や理論に沿っているのだが、グールドの映像を流したり、スタジオの中高生に課題を与えたり、最後には教授自身が即興演奏をしたりと見所満載。

しかし、できることなら、高校生のときにこの授業を受けたかった。週に一度の「自由研究」の時間に「坂本龍一の音楽」を一人で手探りで研究していたあの頃に。どうやって研究すればいいのかも分からないまま、もう一人同じクラスで音楽の自由研究を選んだクラスメイトとおしゃべりしていただけだった。彼女が選んでいたテーマは「バッハの平均律」だったが、結局、同時代の洋楽と邦楽の話しかしていなかったと思う。年度末のレポートを提出するときになって初めて、バッハの参考文献の多さをうらやましく思ったものだ。

さて、ちなみに、番組の方の今後の予定は、

ということらしい。9-12回は、どう考えてもアレを期待してしまう。アレを。