映画『ノルウェイの森』のキャスティング決まる

映画『ノルウェイの森』のキャスティングが明らかになった。
まず「僕」こと「ワタナベ」に松山ケンイチ。これは絶妙。
次に「直子」に菊地凛子。…こっちは微妙。「脱ぎあり」という前提があったのだろうが、それにしても個人的には吉高由里子の方がよかった。
それから「緑」が水原希子(写真)。演技経験なしということだが、実績でなく、スクリーンに新風を吹き込む方を選択したのだろう。大いに期待したい。でも、髪型は絶対ショートカット希望。

ほかに、高良健吾、玉山鉄二霧島れいかという名前が挙がっているが、順に「キズキ」「永沢さん」「レイコさん」か。脇役陣は総じて無難なチョイス。

ということで、昨年8月に映画化が発表されたときに、個人的に予想(というか希望)したキャスティング(id:SHARP:20080802)は全部ハズレだった…。

ノルウェイの森』主演は松山ケンイチ菊地凛子がヒロイン

村上春樹の世界的ベストセラー小説を、フランスの俊英トラン・アン・ユン監督が映画化する『ノルウェイの森』の主人公ワタナベを松山ケンイチ、ヒロインの直子を菊地凛子が演じることが分かった。2人は今年2月に、冬のシーンを10日間ほど撮影。6月1日(月)に、本格的なクランク・インをする予定だ。

オーディションによるキャスティング作業で、まずユン監督の目に止まったのが松山。「会った瞬間に、好きな俳優だと思った。(ワタナベの)無垢な部分が表現できる能力がある。後は撮影で、いかようにもつくっていける」と確信し、即決した。

直子役に関しては、「セクシーさが重要であると同時に、ういういしい抽象的な表情が欲しかった」と注文。菊地の出演した『バベル』ではピンとこなかったが、ある1シーンを演じさせたオーディション用のビデオを見て「演技力が素晴らしいのは分かっていた。3秒で納得し、迷わずやってもらいたい」とオファーした。

また、2人にからむ重要な役どころとなる緑には、女性ファッション誌「ViVi」などで活躍するモデルで、女優初挑戦となる水原希子を抜擢。「難しいところもたくさんあって、何度も悩んで壁にぶち当たると思いますが、最後まで監督を信じ、自分の心に素直に演じたい」と並々ならぬ決意。ユン監督も、「彼女の発する雰囲気が、新鮮で驚きだった。これからいろいろな部分が出てくると思うので、今までに見たことのない新しい女優をお披露目できるでしょう」と期待を寄せている。

ほかに高良健吾、玉山鉄二霧島れいからが共演。撮影は8月末まで続き、その後、フランス、日本で編集。来年3月末に完成し、公開は東宝配給で来秋を予定している。
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ところでこの作品の「ヒロイン」って、緑ではなく直子なのか?