今日のハヤカワ文庫さん(1)

早川書房の「SF&ファンタジイ・フェア」(関連:2008-06-23 - coco's bloblog - Horror & SF)に乗せられる俺。

今日は早川さんおすすめの『火星年代記』を読んだ。

火星年代記 (ハヤカワ文庫 NV 114)

火星年代記 (ハヤカワ文庫 NV 114)

スタイルはSFだが、これは明らかに寓話。資本主義や科学万能主義、商業主義への批判に満ちている。そして、地球人による火星への到達を、西欧人によるアメリカ開拓になぞらえて皮肉っている。今読むと牧歌的なくらいのんびりしているが、独特の文体に和まされる。採点=★★(★★★★★が満点)

と、唐突ながらこの夏は5人娘おすすめの作品を採点して行くことにする。

  • 早川さんのおすすめ

★★火星年代記 (ハヤカワ文庫 NV 114)

  • 帆掛さんのおすすめ

(未読)

  • 岩波さんのおすすめ

★★★★砂漠の惑星 (ハヤカワ文庫 SF 273)
(レビュー=id:SHARP:20080523)

  • 富士見さんのおすすめ

(未読)

  • 国生さんのおすすめ

(未読)