前作で出現したいーたんの<<敵>>と<<十三階段>>なる謎の集団。戯言シリーズのラストに向けて、相当の大風呂敷が広げられるが本当に(中)(下)で終わるのだろうかというくらいの拡散ぶり。それを読ませる西尾維新の筆力はさすが、というべきか。でも、カテゴリとしては「ミステリ」でも「青春エンタ」でもなく、どう見ても「セカイ系」だよなあ。
- 作者: 西尾維新,take
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/02/08
- メディア: 新書
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