原宿あたり風を切って歩いてきた

昨日の日記でエントリーしたたぬき氏の写真展を観に表参道へ。

原宿駅に着くなり、にわか雨に降られて、傘を探す。カバンの中に入れてきたはずなのに、見当たらず(でも、結局、家に帰ってから見たら、小さな折り畳み傘がカバンの底にあったのだけれど)。傘を買いにコンビニに入ったら、たくさんの人でごった返している。しかも、1,000円の傘しかない。レジも混んでいるし、高い買い物をするのもバカバカしいので、コンビニを出る。少し雨に濡れながら、ドラッグストアまで歩いていく。そこで、315円のビニール傘を発見。お得だった。傘を買うならコンビニではなくドラッグストアで、というのが今日の教訓。

そこから表参道をひたすら歩く。表参道ヒルズを横目に、路地に入り、目的地のぎゃらりぃ狸へ。表通りから引っ込んでいるので、驚くほど閑静な場所。そして、こじんまりとした居心地のいいギャラリー。美しいポートレートの作品群。四季、というよりも、折々の風景を取り込んだ写真。まるで月替わりのカレンダーのようだ。

作品を鑑賞後、たぬき氏とゆっくりと話す。写真のこと、カメラのこと、撮影会のこと、モデルさんのこと、文章のこと、次回の作品展のこと、そしてオタクのこと…。たぶん、こんなに長い時間話をしたのは初めてかもしれない。おもてなしに感謝。おみやげに、たぬき氏の作品の中から、れいなさんがモデルとなっているCD-R写真集を購入。れいなさんは、マイミクシィですから(まだ撮影できていませんけど)。

そこから、また散歩。ユニクロに入って、荒木飛呂彦先生のデザインのTシャツなどをぶらぶらと見て、最後にポロシャツを一枚だけ買う。

休憩にカフェにでも入ろうと思うが、どこに行っても順番待ちの行列が出来ているのに、すこしうんざり。仕方がないので、地下鉄千代田線に乗って原宿を脱出。馴染みの街まで行って、神戸屋キッチンでお茶を飲む。久しぶりにフィルムカメラであるキヤノンのEOS-3を持ち出す。店の中でシャッターを何枚か切る。「カシャーン」というシャッター音がなかなか大きい。そのうちに、隣の席に座っていたリクルート活動中と思われる女子学生が、席を立った。もしかしたら、迷惑かけたかもしれない。

神戸屋を出て、次はカバン屋へ。NY用のコンセントアダプターとスーツケースにかけるバンドを物色。アダプターは適当なものがなく、またバンドはお目当ての色(赤!)が見つからないので、何も買わずに店を出る。

短い時間だったが、なんだか久しぶりにあちこちに行った一日だった。