内面の探求者〜宗像明将さんのサイトをリンクに追加

音楽ライターの宗像明将さんのサイト小心者の杖日記をリンク先に追加した。

宗像さんは「MUSIC MAGAZINE」誌などで活躍している若いライターで、「小心者の杖日記」はもう10年も続けているサイトということ。論理的に無駄がなくも、そこはかとなく叙情的な文章は、さすがと言わざるを得ない。

最近ひょんなきっかけでお声をかけて頂く機会があり、改めてお互いのプロフィールなどを確認したのだが、音楽の好みが似ているようだという話になった。宗像さんは敬愛する音楽家として、Brian Wilson鈴木博文の二名を挙げている。なるほど。私見だが、両名に共通するのは「内面の探求者」であるということだろう。外へ外へと向かうのではなく、あくまで自分の心の中へ。政治・社会・風俗といった外部環境の変化に対して流されない普遍性に貫かれている。

宗像さんの書かれるものも、そのような普遍性を獲得しているように見える。だからこそ10年も続いているのだろう。