田島貴男を迎えてCBSソニーからリリースされた第二期ピチカートファイヴの名盤『Bellissima!』を買った。一時絶版となっていたのだが、一年ほど前に値下げして再販された。気だるい小西の歌詞、メロディアスな高浪の楽曲、そしてファルセットが色気を感じさせる田島のボーカル。この男性三人のピチカートは最強だと思う。
- アーティスト: ピチカート・ファイヴ,小西康陽,田島貴男
- 出版社/メーカー: Sony Music Direct
- 発売日: 2004/04/28
- メディア: CD
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このアルバムを作ったとき、小西は39歳。その年齢に近づいてきたいま、歌詞の意味が分かりすぎるくらいに分かってしまう。うーん…
とりわけ『日曜日の印象』は何度聞いても、やるせない悲しさを残す。
ぼくの何もかもが嫌になった
日曜日の午後 二時半過ぎ
ひどく時間をかけて
バスルームでひげを剃っていた
年をとってずるい顔になって
ただひどくくたびれている
鏡の中のありふれた男
ありふれた話
ありふれた日曜の午後『日曜日の印象』〜ピチカートファイヴ『Bellissima!』より
なお、このアルバムの魅力については、過去のエントリーで論じていますのでよろしければご覧ください。