GALETTe*「じゃじゃ馬と呼ばないで」リリイベ@新宿タワレコ

またしても週末の大雪となった東京。

各種イベントが軒並み中止になる中、決行されたのがGALETTe*のインストアのリリイベ。九州のローカルアイドルということで東京でパフォーマンスを観ることができるのは希少な機会だと思い、新宿タワレコに足を運んできた。

1曲目は、デビューシングルのカップリングの「neo disco」。東京女子流やEspeciaと同じようなダンスチューンだが、サウンド的にはアース・ウィンド・アンド・ファイアーの「Boogie Wonderland」を彷彿とさせる感じ。つまり、レイト70'sということで、オッサンホイホイにも程がある。


neo disco / GALETTe - YouTube

このときのMVは4人だが、5人になった現在の方がずっとバランスが良く見える。お姉さんキャラで仕切れる四島早紀、マスコットのようでいながら元気いっぱいの古森結衣、豊かな表情のスイートボイスで存在感抜群のののこ、透き通るような美少女感のある保坂朱乃、目力があってどきりとさせられる村山しほり。狭いステージに収まり切れないパワー。

2曲目は、そのデビューシングルの「G」。こちらは、現在のアイドルソングの王道で、コールも入れやすい曲調。イントロや間奏でMIXが入ったりした。若いメンバーが多いことを考えると、懐かしのディスコサウンド系よりは、こちらの路線の方が似合うかもしれない。


GALETTe「G」 PV - YouTube

3曲目は、セカンドシングルのカップリングで「Candy Pop」。これは、Perfumeっぽいテクノなテイストのサウンド。外が雪とは思えないほどの熱気が店内に溢れて、メンバーの額には汗が光る。

最後はリリイベの目玉「じゃじゃ馬と呼ばないで」。この日のメイン曲だけあって、クライマックス感が半端ない。


[MV]じゃじゃ馬と呼ばないで / GALETTe [公式] - YouTube

GALETTe*は、HKT48や流星群少女などのアイドルグループ出身のメンバーを中心に作られたいわば「オール九州」的なユニット。メンバーそれぞれに個性があり、実力もあるが、グループとしての歴史は浅いので、「色」が滲み出るとまでは言えない。

パフォーマンスの方向を揃えて行く余地はあろうが、それでも、歌とダンスのレベルは十分に高く、パワフル。メンバーが一生懸命に歌って踊る表情には清々しいものを感じさせられた。

「楽曲派のローカルアイドル」に分類されるかと思うが、実力的には全国区を狙えるだけのポテンシャルを秘めていて、これからの活躍が期待されるグループ。