11年目のアンシャープ日記

ブログを始めて11年目になった。こんなに長く続くとは思わなかった。自分でもよく続いていると思う。

「きっかけは何だったのか」はよく覚えていない。ただ、時期的には、父が病の告知を受けた時期と重なっている。人の命に限りがあることについて改めて考えさせられた頃だった。無意識に、何かを残そうと思ったのかもしれない。

「何のためにブログを続けるのか」と問われると、これも明確な答えはない。別に高名なブロガーを目指そうとは思わない(そうなる資質もないけれども)。コメントやスターが欲しいということもない。

ただ、年を重ねていくとあやふやになる記憶を、どこかに残しておきたいという思いはある。何をしたか、どう感じたか。後で振り返ろうとすると、都合よく美化していたり、あるいは、都合よく忘れてしまっていたり。そんな中、記録を残しておけば役に立つだろう。だから、僕のブログは、まずは自分用の備忘録だ。

いま読むと顔から汗が出そうな恥ずかしいエントリーもあるが、まあ、そのときに興味を持っていたこと、そのときに考えていたことで、嘘はない。自分を振り返るという点では役に立つだろう。あまり成長していないことも、あからさまに分かる。

最後に「いつまで続けるのか」。これも現時点で決めているもの何もないが、恐らく何も書けなくなるまでは続けるのではないかと思う。今のところは毎日更新するという旗もおろさずに行こうと思う。

ということで、これからも楽しみながら続けて行こうと思う。どうぞよろしくお願いします。