『WICKED』が帰ってくる

6/15に千秋楽を迎える劇団四季『オペラ座の怪人』。先日のマチネ観劇の際に、「次は「海」では何を上演するのだろうか。個人的には『ウィキッド』の帰還を希望」と書いたのだが(ベストキャスト―劇団四季『オペラ座の怪人』 - SHARPのアンシャープ日記)、まさにその夢が現実のものに。7/27から東京公演が開幕!

公式サイト:ウィキッド作品紹介|劇団四季

僕はこの『WICKED』を偏愛していて、ロンドン・ウェストエンドで鑑賞した翌日にNYに飛んでその日のうちにブロードウェイで観るという太平洋横断の二日連続観劇をしたこともある(WICKED IN NY - SHARPのアンシャープ日記)。はっきり言ってWICKED馬鹿だ。

俳優の歌と踊りのレベルの高さだけでなく、観客が爆笑したりする雰囲気を含めて本場ブロードウェイのパワーには圧倒されるが、それでも劇団四季版『WICKED』も大好き。四季版のベストキャストは「グリンダ=沼尾みゆき、エルファバ=濱田めぐみ、フィエロ=北澤裕輔」だと思っている。特に同期の女性二人は本当に仲がよさそうで息の合った芝居を見せてくれていた。「いた」と書いたのは、沼尾さんも濱田さんも四季を退団しているからに他ならない。今なら「グリンダ=苫田亜沙子、エルファバ=江畑晶慧」がベストキャストかなと思う。でも、岡村美南のエルファバを観たことがないので、次回はそれもよさそうだ。

汐留の「海」劇場はモダンな雰囲気なので『オペラ座の怪人』のようなクラシカルな演目よりは『WICKED』のような新しい作品の方がよく似合う。東京公演の機会に、何度も観に行ければいいなと思う。