Fullfull Pocket 2マンSPライブ「Double Flower vol.5」(桜エビ〜ず)

Fullfull Pocketが、アイドルグループとの2マンスペシャルライブを行っている「Double Flower」。

第五回の今回は、相手が桜エビ〜ず。

フルポケのサウンドプロデューサーを務める多田慎也は、嵐やAKB48にも楽曲提供を行なっているが、桜エビ〜ずにも「タリルリラ」や「「エビ・バディ・ワナ・ビー」を提供していて、親和性は高いと予想された。

ということで、僕も、第五回にして初めてこのDouble Flowerを観に行った。

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AKIBAカルチャーズ劇場は、椅子席は埋まり、立ちも3列くらいの入り。つまりほぼ満員に近い入り。

桜エビ〜ず

先攻は桜エビ〜ず。

いきなりアップテンポの「オスグッド・コミュニケーション」で会場に一気に火を点ける。

エビ〜ずは、かつてのワンマンではカバー曲も入れていたがいまはオリジナル曲がどんどん増えて、「グラジェネ」「まわるまわるまわる」と、自らの「色」を見せつけるような圧倒的なパフォーマンス。

次に、多田慎也つながりでの楽曲交換として、Fullfull Pocketの「おひさまスプラッシュ!」をカバー。

UNISON SQUARE GARDENを彷彿とさせるギターリフが特徴的な楽曲だが、さすがの完全コピー。

落ちサビ明けのセリフ「ねえ、いま目が合ったよね?」も茜空が完璧に決めた。

叙情的な「おねがいよ」「嘘とライラック」から、今年のアイドル楽曲大賞上位入りの呼び声も高い「リンドバーグ」、最後に多田慎也曲「エビ・バディ・ワナ・ビー」。

エビ〜ずは気迫のこもったステージを貫き、会場のエビ〜ずファン、フルポケファンを魅了し、拍手喝采を呼び起こした。

最近のエビ〜ずは、パフォーマンスに磨きがかかるだけでなく、それぞれもメンバーの魅力も開花。

めっちのボーカルはソロパートで鳥肌が立つレベルだし、水春は曲想に合わせたダンスと表情で完璧な表現を見せてくれるし、空ちゃんの醸す癒し系の雰囲気はライブ中の一体感を生み出す。

りじゅちゃんもみっぴももあちゃんも見るたびにどんどん綺麗になっていて、特にもあちゃんは最年少とは思えないクールビューティーで、どちらかと言えば、野性味のある力強さを持ち味とするこのグループに、なんとも言えない品格を加えている。

前半終了時点で、もう最高の2マンになることがはっきりと分かった。

(セットリスト)

1 オスグッド・コミュニケーション
2 グラジェネ
3 まわるまわるまわる
4 おひさまスプラッシュ! /Fullfull Pocket
5 おねがいよ
6 嘘とライラック
7 リンドバーグ
8 エビ・バディ・ワナ・ビー

Fullfull Pocket

後攻はフルポケ。

前半の「ウリャ!オイ!」のノリを受け継ぐことを狙ったような「フタリアオゾラ」から、コールの入りまくる「ロミジュリ」へ。

この二組の相性の良さを感じさせるつながりで、後半もいきなりクライマックス感。

「東京少女」の後の自己紹介に続けて、曲交換で「タリルリラ」(桜エビ〜ず)。

これも終盤のセリフ「遊ぼうよ?」のウィスパーを宇敷陽南が決めて、会場を沸かせる。

「moment」「Pop Classic」とフルポケらしさをじっくりと聴かせる展開で、ラストの「虹色シャッフル」の後半では桜エビ〜ずのメンバーもステージに登場。

総勢11名の連結する虹色トレインは圧巻で、グランドフィナーレ感が半端なかった。

(セットリスト)

1 フタリアオゾラ
2 ロミジュリ
3 東京少女
4 タリルリラ/桜エビ〜ず
5 moment
6 Pop Classic
7 虹色シャッフル

企画コーナーは、「お題に対してメンバーで同じ答を揃える」というゲーム。

「冬の曲といえば」「冬のアイドルソングといえば」など、なかなか答が同じにならなかったが、最後に一つの答になってまとまった。

撮影タイムが10秒間設定されたけど、仲良しの茜空ちゃんと石井栞ちゃんを収めるので精一杯だった。

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終演後は、エビ〜ずとフルポケ、それぞれの全員握手会で感想を伝える。

フルポケのすずちゃんに、「タリルリラ」のポーズをお願いしてチェキ撮影。

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本当に楽しい2マンだった。

時間があっという間に感じたので、また機会があればコラボして欲しいと思う。

今年観た2マンの中で間違いなくベストだったし、なんなら「多田慎也フェス」やって欲しいと思ってしまった。

前日に海外から帰国したばかりだったが、時差ボケも吹き飛ぶような楽しさだった。

行って良かった。