香港で開催されているKawaii POP FES 2014を鑑賞。
今日は二日目で最終日。ひめキュンフルーツ缶、ドロシーリトルハッピー、でんぱ組.incの3組がそれぞれ1時間から1時間20分ほどのステージを披露。
まずはひめキュンフルーツ缶。
初の海外遠征で知名度もまだそれほど高くないと思われ、お客さんもやや少なめ。最前の下手を確保。
いわゆる「アイドル」のイメージにとらわれることなく、MC少なめノンストップ、黒のタンクトップTeeでパフォーマンスする、いつものひめキュンのスタイルを貫いた。
途中でステージ中央から勢い良く水が吹き上げ、何の演出かと思ったら、全力で踊るメンバーがペットボトルを蹴っていた。
ペットボトルを蹴って水を吹き上げたのはゆんちゃん。
ペットボトルの持ち主は、おそらくまいまい。
気付いても一顧だにせず、無心にパフォーマンスを続けるゆんちゃんと、全てを目撃して爆笑が止まらないまゆりんの対比がおかしかった。
タオル回しのパフォーマンスでは、サイン入りのタオルをステージから投げる場面も。
(まゆりんのは隣にいた方が受け取った)
ひめキュンのノンストップな全力パフォーマンスには香港のファンも引き寄せられたと思われる。最後の「バズワード」を異国の地で聴いてなんだかじんと来た。
退場後、アンコールを求める「ひめキュン!」のコールを受け、予定にはなかったがメンバーがステージに登場して挨拶。「また香港に来たい!」と。ぜひ実現してほしいと思う。
終了後の握手会では、いままでまゆりんとしか接触してなかったのが、なんと全員と握手。ドキドキ。
僕「いきなり水が出て来たね!」
ゆんちゃん「演出だよ演出!w」僕「○○さんがよろしくと」
さくちゃん「○○さんの友達ですか!」僕「パワフルだったね!」
まいまい「ありがとう!楽しかった〜」僕「今日は楽しかったよ!」
ほのたん「またライブに来てくださいね」僕「今日はお疲れさま!」
まゆりん「え?日本の人?」
確かに香港人っぽいメガネかけてたけどね。。。
(ひめキュンセトリ)
01.キミノミライ
02.アンダンテ
03.ワタシダイイチキボウ
04.ストロベリーKISS
05.夢見る世界
MC
06.Sieze the days!
07.フリーノート
08.メイプルーフ
09.ターンオブザワールド
10.恋が止まらない
11.GAME OVER
12.例えばのモンスター
13.キラーチューン
14.バズワード
(アンコール)
挨拶
次にドロシーリトルハッピー。
ドロシーは昨年もこのフェスに出演したためか、香港を始めとするアジア各国のファンが多い。昨日から会場入り口に飾ってあった花も、8つのうち4つがドロシーへのものだった。ということで、海外のファンが前方を占める後ろのセンター5列目くらいから鑑賞。
新曲の衣装で登場し、「ストーリー」から入って、シングル曲の「colorful life」へ。センターの富永美杜の歌い出しでの「みもり」コール凄い。
広東語の自己紹介のMC。語学の得意な早坂香美が流暢な広東語を話すと、香港のファンから歓声が上がった。他のメンバーも堂々と広東語で自己紹介をしていて実に立派。秋元瑠海が覚えた広東語が「おかわり!」を意味するものということで、日本のライブでのMCと同じく、食いしん坊ネタでオチ担当になっていた。
会場が和んだところで「デモサヨナラ」。リーダーの白戸佳奈から会場に事前にレクチャーがあり、日本なら\オレモー!/というところを広東語で\オードウハイ! /にしてコールを入れることを確認。そして、サビでの\オードウハイ!/この一体感。これを体験したくて香港まで来たと言っても過言ではない。そして、来て良かった! 最後の「みんな、大好きー!」も広東語だった!
代表曲「Life goes on」、続いてシングル曲「ASIAN STONE」。アジアの地で聞くこの曲は格別。高橋麻里が「新しい世界の大きな扉をこの手でいま開くよ」と歌い出す。この歌詞の通り、いままさに世界の扉を開いているよ、ドロシー!
続いて、新曲のカップリングから、「恋の花火」を。今朝この曲を聴く夢を見て、なんだか切ない気持ちになっていたので、今日聴けて良かった。そして、コールもなんとなく固まって来たかな。「レッツゴー(フー!)」って感じ。すごく楽しい。
さてさて。ここからさらにアクセルを踏んで加速するセトリ。
「ナミダよりずっと速く」、「諦めないで」のコンボで「D!L!H!」コールで盛り上がった後、「nerve」来たー! 香港のファンと一緒にエヴィゾリするよー!! 節度ある圧縮もあってめちゃくちゃ楽しい!!
この勢いを加速させるように「2 the sky」、「恋は走りだした」へ。香港のファンも口にする言葉は「ドロシー最高!」。ほんと、オレモー!いや、オードウハイ!!
新曲「sky traveler」を最後に披露。シングルの告知と一緒に9/6のZeppでのワンマンの告知も。香港からも多くのファンが来ますようにと僕も願う。
アンコールでは、香港のファンが用意した横断幕2枚と、同じくファンが全員に配った小旗を持ってドロシーを歓迎。
ステージに現れたドロシーのメンバーはこの光景に感動した様子。ファンからメンバーにも小旗を手渡し、一部のメンバーは手に持ったままで、もう一度「デモサヨナラ」を歌う。この楽曲の持つ強さというものを実感した。今度は日本語で「みんな、大好きー!」素晴らしいな。
冒頭から飛ばして後半さらに加速するという分かりやすいセトリは実に良かった。香港のファンも口々に「最高!」と。\オードウハイ!/の一体感半端ない。
言葉の異なる国でここまでやれる実力。「世界よ、これがドロシーだ!」と言いたくなるレベル。あるいは、「世界のドロシー、ドロシーの世界」というべきか。
ドロシーの今後の可能性を見たステージだった。
(ドロシーセトリ)
01.ストーリー
02.colorful life
MC
03.デモサヨナラ
04.Life goes on
05.ASIAN STONE
MC
06.恋の花火
07.ナミダよりずっと速く
08.諦めないで
09.nerve
10.2 the sky
11.恋は走りだした
MC
12.sky traveler
(アンコール)
en01.デモサヨナラ
トリはでんぱ組.inc。
メンバーカラーに着物のモチーフを入れた衣装で、アニメやコスプレの要素を入れたハイテンションのステージは、いまの日本のポップカルチャーの集大成。
コスプレした現地女性ファンも複数。キンブレを掲げ、MIXやリフトで盛り上がるファンの熱量も凄かった。
ということで、Kawaii POP FES 2014香港を堪能。日本のアイドル文化の人気を実感させられた。
ちなみに、今回の香港遠征の費用は、VIPチケット(優先エリアでの鑑賞、全員と握手、全員のサイン入りポスタープレゼント)が2日間で27,000円、フライト往復35,000円、ホテル1泊26,000円(アーリーチェックイン、九龍駅への定期無料シャトルバスあり)で合計約90,000円。
6アーティストのステージは、それぞれ1時間から1時間20分と充実。内容を考えると、満足度の高い遠征になったと思う。
香港くらいであれば欧米と比べて移動時間も短いので、平日に休暇を取れなくても参加できる点も強調したい。
ということで、明日朝から仕事頑張ります(笑)