理想の主従関係とは―『Fate ZERO』9話

バトルの後、というか、バトルの合間の話。
切嗣は手当を終えて戻ってきたアイリスフィールに開口一番こう質問する。「舞弥はいつ使える?」と。彼にとっては相棒はセイバーではない。この相互不信はとどまるところを知らない。
一方、瀕死となったケイネスの方は、ソラウに何とか生かされるも令呪を奪われる体たらく。それでも騎士道を貫こうとするランサーが既に悲劇の様相を呈している。
キャスター組が相変わらず非道の限りを尽くす中で、ウェイバー・ライダー組が立ち上がる。ライダーはこの物語の真のヒーローであり、ウェイバーはこの物語の真のヒロイン、じゃなかった、真の主人公なのだが、今回もウェイバーが錬金術を用いてキャスターの隠れ家を追及する姿に応えるように、自らも神威の車輪を駆って「AAALaLaLaLaLaLaie!!!」と敵地へ赴く。このライダーの姿って、まさにコーチング。どっちが主でどっちが従なのか分からないくらい。でも、これが理想の主従関係。惚れる!!

来週は遠坂さんち周辺のお話になる模様。あまりに息詰まる展開が続くので、和み系の画像を貼っておこう。