おたく向けに、ニッチでフェティッシュな企画を繰り出し続けているマジキューコミックスが、またやってくれた。その名も「もじょまんが。」、サブタイトルが「喪女を愛でる本」。
「もじょまんが。」「公式サイト:「もじょまんが。」 - 喪女を愛でる本
「喪女=カワイイ」理論を複数作家によるコミックにてご提案します。喪女萌えでアンチギャルの皆さん、ここに正解があります! この機会にぜひ!
要するに、アンチギャル。ここ重要。アンチギャル。アンチギャルのアンソロジー本。執筆陣の中で絵柄が気に入ったのは、唐辛子ひでゆ(表紙)、海産物、八木ゆかり、夏八あたり。夏八の主人公の「さっきから何ですか ジロジロ見て」とかは特にツボだった。それにしても、もじょには眼鏡がよく似合う。
個人的に気になったのは、眼鏡を外してしまったり、脱・喪女だったりする展開があるところ。眼鏡の喪女を愛でるつもりで買ったのに、それではコンセプトの否定ではないか。
…と、まあ気になるところもないではないが、とりあえずニッチな嗜好にピンポイントで合わせた企画であることは間違いない。信じられないだろ、これで商業誌なんだぜ。
もじょまんが。 -喪女を愛でる本- (マジキューコミックス)
- 作者: マジキューコミックス編集部
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2011/02/25
- メディア: コミック
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