『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』

ヱヴァンゲリヲンを観てきた。いまだ興奮さめやらない。以下、ぼかして書くがそれでもネタバレ。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 公式サイト

これは全く新しいエヴァンゲリオンだ。庵野監督、やっぱりあなたはすごかった。

まず新キャラのマリは、これまでにない新しい風をこの物語に吹き込んでいる。アスカはTVよりも鮮烈に登場し、そして物語のクライマックスでも重要な役回りを演じる。彼女が参号機に搭乗するだなんてどうして予想できようか! 綾波は、これまでになく人間臭い。味噌汁を飲み、料理を作り、大切な人たちの関係を取り持とうとする綾波。それから何よりもシンジ。やっぱり君は僕だよ。いや、僕は君だというべきだろうか。アスカにも、綾波にも、シンジにも感情移入して、泣きながら見終えた。

次作の「急」いや「Q」では、いよいよカヲル君が本格的に物語の中心に。パラレルワールドの話なのか、この世界の時間がループしているか、いずれなのかがはっきりするだろう。もう待ちきれない。

作品としては、メカのCGも、背景の光線も、新しい技術によって驚異的なレベルまで美麗になっている。そして、音楽の使い方が効果的。いや、より正確には「歌の使い方が効果的」。

蛇足ながら、マリは予想外に萌えキャラだった。メガネ、メガネ。。。