IXY DIGITAL 500がダメな10の理由

道具としてのコンデジならGR DIGITALが最高だと分かっているのに、沖縄の潮風に当てたくないという過保護な理由でIXYを持ち出す。が、やはり後悔。IXY DIGITAL 500がダメな理由をいまさらだが以下に挙げる。

  1. 起動まで時間がかかる。
  2. ピントが合わない。特にAiAFはダメ。
  3. 寄れない(最短46cmから)
  4. マニュアル設定が煩雑。露出補正、フラッシュ、ホワイトバランスでいちいちメニューを呼び出すのは勘弁。
  5. ケースから出し入れすると「撮影/再生」のレバーがほぼ必ず切り替わっている。
  6. 液晶画面が小さい(1.5型)
  7. バッテリーの消耗が早い(モニターONで公称最大190枚)
  8. ズームが思ったところで止まらない。
  9. 小さい割りに妙に分厚い。
  10. 逆光に弱い。太陽を画面に入れると、完全に絵が破綻する。

特に最後のは致命的。デジカメを持っていない親類に譲るのをためらってしまう。

最近のモデルではいろいろと改良されているのかもしれないが、カタログを見ると相変わらずチタンボディの美しい造形をアピールしたりしているのを見るに、キヤノンの場合、本質的に磨こうとしているポイントが違うのかもしれない。後継機選びからはIXYは外してもいいかな。