さよならEF200mmF2.8L II

長年愛用してきたEFマウントの望遠単焦点Lレンズを処分した。EF200mmF2.8L II USM。"II"というのは、二世代目という意味で、一代目で内蔵式だったフードが外付けになっている点が大きな違い。

シャープで色ノリのよい描写はさすがLレンズだと思わせた。また、APS-Cのデジタル一眼レフでは、なつかしの「サンニッパ(300mm F2.8)」的に使えるのもなんだか面白かった。

しかし、アイドルイベントオタクならともかく、換算320mmの単焦点は実際には使い勝手が悪く、短い焦点のレンズとの交換を余儀なくされる場面が目立った。その結果、他のレンズとの組合わせで持ち出さざるを得なくなり、最近、稼動の機会も減っていた。

ということで、今回の処分となったのだが、売却代金にわずかのお金を加えて、ズームレンズを買った。EF70-200mm F4 L USM。

キヤノン:ページが見つかりません

実はずっと気になっていたレンズだったが、最近IS付モデルが新発売されたことで、中古相場が一段低下したのを逃さずに押さえた。中古Aランクで、気恥ずかしいくらいにピカピカ。しかも、別売の三脚座が付属。前のオーナーは何回くらいこのレンズを使ったのだろうかというくらいに新しい。

重量わずか705g。ホールディングの感触も良好。最短1.2mまで寄れるところも、F2.8に比べて決定的なアドバンス。風景の一部を切り取るようなスナップ写真や、カジュアルなポートレートに活躍しそうだ。