ハコイリ♡ムスメ週末定期 Season in the Box (2015年秋冬)@ AKIBAカルチャーズ劇場

ハコイリ♡ムスメのSeason in the Boxの2回目は、2015年秋冬。

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「さよならのプリエール」が披露され、曲のイメージに合わせた衣装が披露されたクール。

切なさを前面に出し始めたこの時期のハコムスを見て、「目が離せない」と強く思ったことを思い出す。

当時のメンバーで残っているのは、我妻桃実だけになってしまい、彼女もあと1ヶ月でハコムスを卒業する。

この時代を振り返る「プレイバック!ハコムス」では、「この時期は小松もかが推されていた」とか「内山珠希卒業業後の「夏のギャル」担当をどうするかと話してるときに菅沼もにかが「私やります!」と立候補していた」とか、オリジナルメンバーの名前がどんどん飛び出す(それはそう)。

現メンバーはいわゆる”優等生”が多いけれども、オリジナルメンバーは本当に個性が強かった。

そんな回顧モードも、現メンバーによるユニット曲を見ると、一気に「今のハコムスもいいぞ」と切り替わる。

我妻・井上・山本による「深呼吸して」には、井上・山本による初々しさ吹き込まれる。

吉田・塩野による「落ち葉のクレッシェンド」は、新体制のハコムスのパフォーマンスの中核を成す二人の息のあった掛け合いに頼もしさを感じる。

そして、吉田・井上のコンビは「テンダー・レイン」で大人びた表現を見せるまでに成長した姿を見せてくれて、目頭に熱いものがこみ上げる。

もはや「子供組」などと呼べなくなったことを、うれしいと思う気持ち半分、寂しいと思う気持ち半分。

終盤は「さよならのプリエール」と「Moonlight Express」。

夢のように幻想的な公演の幕が閉じられた。


この日は、8人のメンバーのうち、寺島・戸羽・依田の3名が欠席という「5/8ハコムス」だった。

ステージ上の「スキマ」を感じつつも、パフォーマンスにおいては、歌割り・ダンスフォーメンションの乱れは一切なく、「ああ、ハコムスだな」と思わずにはいられなかった。

この先のSeason in the Box公演、日程の合う時にまた行ければと思う。



特典会では吉田万葉ちゃんを15秒撮影。


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ベレー帽も真っ黒、シューズも飾りなしの真っ黒というバージョン。初めて見たかも。


柔道でいう「黒帯」、スタバのバリスタでいう「ブラックエプロン」のように、控えめさの中に強さがこめられている感じがあって似合っていた。


(セットリスト)

1 少女時代
MC
2 ロマンスは偶然のしわざ
3 ゆっくりと好き
(プレイバック!ハコムス)
4 深呼吸して(我妻・井上・山本)
5 落ち葉のクレッシェンド(吉田・塩野)
6 テンダー・レイン(吉田・井上)
MC
7 さよならのプリエール
8 Moonlight Express

ハコムス × tipToe. 『夏休みの終わりに。』@ AKIBAカルチャーズ劇場

ハコイリ♡ムスメとtipToe.の3回目の2マン企画「夏休みの終わりに。」が、AKIBAカルチャーズ劇場で開催された。


入場すると、客入れの音楽の代わりに、虫の鳴き声が館内に静かに流れていて、「これだよこれ」となる。

開演前から演出が始まっている(始められる)ことをなおざりにしている公演も結構あるので、これはうれしい。

ハコイリ♡ムスメ

先攻はハコムス。

今日は、寺島和花、戸羽望実依田彩花の3名を欠いた5名体制。

5/8ハコムス。

新リーダーの吉田万葉がボーカルを引っ張る形でのパフォーマンスで、夏の始まりから終わりまでの移り変わりを感じさせる「一夏の恋」的なセトリ。

ハコムスらしさを見せてくれた。

(セットリスト)

1 ティーンエイジ・セレナーデ
MC
2 レモネード・キッス
3 避暑地の森の天使たち
MC
4 アンブレラ・エンジェル
5 泣かないでエンジェル

tipToe.

後攻はtipToe.。

こちらも、三原海が急遽欠席となり、やはり5名体制。

前方着席のAKIBAカルチャーズ劇場だが、いきなり「特別じゃない私たちの物語」、「夏祭りの待ち合わせ」とアクセル全開。

「クリームソーダのゆううつ」で少し空気を変えると、「茜」「ナイトウォーク」「星降る夜、君とダンスを」とtipToe.の個性を前面に出した楽曲群でフィナーレ。

5名体制のフォーメンションでしばしばセンターに来る日野あみの存在感がひときわ大きく感じられる。

彼女がコアメンバーになる「第2章」のイメージも見えた気がした。

(セットリスト)

1 特別じゃない私たちの物語
2 夏祭りの待ち合わせ
3 クリームソーダのゆううつ
4 茜
5 ナイトウォーク
6 星降る夜、君とダンスを

コラボ

前回の2マンでは衣装交換を行ったハコムスとtipToe.。

今回はさらに一歩進んで、混成メンバーによるコラボを見せてくれることになった。


まずtipToe.曲からは「古き良きオールディーズ感」ある「秘密」。

ビッグバンドがスウィングしまくるこういう曲は、去年「KENTO's」で生バンドツアーを組んだハコイリ♡ムスメにとっても得意科目。

間奏パートで楽しそうにトゥイストしながら踊るメンバーたちの姿が微笑ましかった。



そして、ハコムス曲からは「さよならのプリエール」。

一見すると静かで暗いように見えながらも、実は壮大でエモーショナルなこの曲。

RYUTistとの間でも、2マンで曲交換されたのをきっかけに、単独公演でもレパートリーに取り入れられている「名曲」。

バレエ的なモチーフの振り付けも多く、特に間奏では、二人のメンバーのシンクロが見られるのだが、今回は吉田万葉と我妻桃実

我妻は三原海の代役だったということだが、吉田と三原の夢の共演が見られたら最高だった。

その代わりにというか、日野あみソロで「褪せたアスファルトにさよならを告げたら」と歌ったところがtipToe.感溢れていて最高だった(原曲は「褪せたフォトグラフ」)。

「また次の機会に」と言いたいところだが、tipToe. の現体制はもう少しで終わってしまう。

我妻桃実も来月に卒業を控えている、ということで、アイドルの2マンとかコラボって、一期一会みたいなところあるよね。


(セットリスト)

1 秘密
2 さよならのプリエール

特典会

まずは「さよならのプリエール」コラボ組のグループチェキへ。

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日野あみちゃんと我妻桃実ちゃんに挟まれるチェキとか、もう二度とないかもな。。。


そして、井上姫月ちゃんの15秒撮影へ。

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最近、アイドルとして完成度がますます高くなっている。

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秋冬に入ると、高校受験モードに入るのかな。

アクアノート「かまビア」@かまたえん

屋上に観覧車のある建物は昭和の時代に流行したが、令和の今は絶滅危惧種だそう。

そんな中、東急プラザ蒲田の屋上の「かまたえん」は、都内のオアシスの様相を呈している。

普段は遊園地、そして夏の夜はビアガーデンというここかまたえんで、アクアノートがライブイベントを行った。

日比谷公園飛鳥山公園、まつりつくばなど、野外イベントでの楽しさには定評のあるアクアノートだが、今回のような「夜の野外でのイベント」は初めて。

ということで、仕事の帰りに寄ってみた。

第一部(18:45〜)

8月も終わりが近付き、心地よい風が吹き付ける夏の夜。

グラスを傾けながら味わうアクアノートのパフォーマンスは実に爽やかだった。

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(セットリスト)

1 水のかたち
MC
2 ソメイヨシノが咲く頃に
3 「これから」
MC
4 八月の空

平日夜のイベントにもかかわらず、けっこうな数の人が集まっていて、用意されたテーブル・イスもほぼ埋まっていた。

第二部(20:30〜)

第一部終了後の特典会が大盛況で、時間を15分遅らせての開催。

「盛り上がる曲中心にしたセトリ」との予告通り、「挑発Selfish」から始まり、終盤は「乙女心はアクアマリン」「ラブ☆サマー」で盛り上がる。

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その中に新曲「夕立とアンチノミー」や「水花火」をしっかりと入れてくるあたり、よく練られているよね。

(セットリスト)

1 挑発Selfish
2 夕立とアンチノミー
MC
3 水花火
4 乙女心はアクアマリン
MC
5 ラブ☆サマー


かまたえんのアクアノート、すごく良かった。

今後は、昼間の遊園地モードでのライブも見てみたいなと思う。

特典会

佐山すずかちゃんを個別撮影。

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テーマは「真夜中の遊園地」。

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「非日常感」が出ているかな。

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夏の終わりの「水花火」的な。

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夜の野外で撮影できる機会は貴重だよね。

ありがとう。