ハコムス × tipToe. 『夏休みの終わりに。』@ AKIBAカルチャーズ劇場

ハコイリ♡ムスメとtipToe.の3回目の2マン企画「夏休みの終わりに。」が、AKIBAカルチャーズ劇場で開催された。


入場すると、客入れの音楽の代わりに、虫の鳴き声が館内に静かに流れていて、「これだよこれ」となる。

開演前から演出が始まっている(始められる)ことをなおざりにしている公演も結構あるので、これはうれしい。

ハコイリ♡ムスメ

先攻はハコムス。

今日は、寺島和花、戸羽望実依田彩花の3名を欠いた5名体制。

5/8ハコムス。

新リーダーの吉田万葉がボーカルを引っ張る形でのパフォーマンスで、夏の始まりから終わりまでの移り変わりを感じさせる「一夏の恋」的なセトリ。

ハコムスらしさを見せてくれた。

(セットリスト)

1 ティーンエイジ・セレナーデ
MC
2 レモネード・キッス
3 避暑地の森の天使たち
MC
4 アンブレラ・エンジェル
5 泣かないでエンジェル

tipToe.

後攻はtipToe.。

こちらも、三原海が急遽欠席となり、やはり5名体制。

前方着席のAKIBAカルチャーズ劇場だが、いきなり「特別じゃない私たちの物語」、「夏祭りの待ち合わせ」とアクセル全開。

「クリームソーダのゆううつ」で少し空気を変えると、「茜」「ナイトウォーク」「星降る夜、君とダンスを」とtipToe.の個性を前面に出した楽曲群でフィナーレ。

5名体制のフォーメンションでしばしばセンターに来る日野あみの存在感がひときわ大きく感じられる。

彼女がコアメンバーになる「第2章」のイメージも見えた気がした。

(セットリスト)

1 特別じゃない私たちの物語
2 夏祭りの待ち合わせ
3 クリームソーダのゆううつ
4 茜
5 ナイトウォーク
6 星降る夜、君とダンスを

コラボ

前回の2マンでは衣装交換を行ったハコムスとtipToe.。

今回はさらに一歩進んで、混成メンバーによるコラボを見せてくれることになった。


まずtipToe.曲からは「古き良きオールディーズ感」ある「秘密」。

ビッグバンドがスウィングしまくるこういう曲は、去年「KENTO's」で生バンドツアーを組んだハコイリ♡ムスメにとっても得意科目。

間奏パートで楽しそうにトゥイストしながら踊るメンバーたちの姿が微笑ましかった。



そして、ハコムス曲からは「さよならのプリエール」。

一見すると静かで暗いように見えながらも、実は壮大でエモーショナルなこの曲。

RYUTistとの間でも、2マンで曲交換されたのをきっかけに、単独公演でもレパートリーに取り入れられている「名曲」。

バレエ的なモチーフの振り付けも多く、特に間奏では、二人のメンバーのシンクロが見られるのだが、今回は吉田万葉と我妻桃実

我妻は三原海の代役だったということだが、吉田と三原の夢の共演が見られたら最高だった。

その代わりにというか、日野あみソロで「褪せたアスファルトにさよならを告げたら」と歌ったところがtipToe.感溢れていて最高だった(原曲は「褪せたフォトグラフ」)。

「また次の機会に」と言いたいところだが、tipToe. の現体制はもう少しで終わってしまう。

我妻桃実も来月に卒業を控えている、ということで、アイドルの2マンとかコラボって、一期一会みたいなところあるよね。


(セットリスト)

1 秘密
2 さよならのプリエール

特典会

まずは「さよならのプリエール」コラボ組のグループチェキへ。

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日野あみちゃんと我妻桃実ちゃんに挟まれるチェキとか、もう二度とないかもな。。。


そして、井上姫月ちゃんの15秒撮影へ。

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最近、アイドルとして完成度がますます高くなっている。

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秋冬に入ると、高校受験モードに入るのかな。