REGZA+BDをサラウンド化した(3)

ONKYO 2.1chホームシアターパッケージ HTX-22HDXを買って2週間。標準セットにセンタースピーカーを一つ追加して3.1chで始めたのだが、あまりの音の良さに感動。そこで、さらにスピーカーを二つ追加して5.1ch化した。D-108M(B)を追加購入してフロントへ。標準付属のスピーカーをサラウンドスピーカーへ。今回のシステムアップは、「3.1chでは物足りないから5.1chにした」ということではなく、「3.1chでこれだけすごいのだから5.1chにしたらもっとすごいだろう」ということだ。やっぱりサラウンドというのは人をひきつける魅力がある。

ということで期待に胸膨らませた結果は大正解。5.1chすごい。貧困な語彙しかないので上手く言えない。これは体験するしかない。3.1chでのONKYOの擬似サラウンド技術が実用的とは言っても、リアルの5.1chにはかなわない。DTS-HD マスター・オーディオ(ロスレス)であればなおさらだ。これがデジタルサラウンドの力。各スピーカーにセットしたインシュレーターも、特にSWで効果を発揮。重低音のキレがぐっとよくなった。

ということでBlu-ray化+5.1ch化は、アニメファン、映画ファンにはお勧め。音楽ファンにもお勧めだが、映画と比べると音楽はまだBlu-rayのソフトが少ないのが残念。

お勧めのセットは、たとえば地デジ対応で薄型TVに買い換えるような場合であれば、REGZA Zライン(10万円ちょっと)+外付HDD(1万円ちょっと)+Blu-rayプレーヤー(2万円弱)+5.1chホームシアターセット(4〜5万円)+付属品(HDMIケーブル、インシュレーター)というあたり。これなら20万円の予算でBlu-rayソフトを10作品買ってもお釣りがくる。このセットで地デジ録画もBD再生も楽しめて、5.1chサラウンド! HDMIとUSBで接続も簡単だし、各機材の操作もREGZAリモコン一つで済む。

これで鑑賞する『イノセンス』や『新劇場版ヱヴァンゲリヲン』ときたら、格別の囲まれ感。幸せ。

ただ、一つ問題があるとすれば、あまりに音響が良くなりすぎて37インチのモニターが小さいと感じてしまう。この音響に釣り合う画面サイズは50インチくらいか。でも、そんなに大きいテレビを置く場所もないし、視聴距離を確保できるスペースもないな。。。

ONKYO 2.1chホームシアターパッケージ HTX-22HDX

ONKYO 2.1chホームシアターパッケージ HTX-22HDX