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MST44代表選をめぐる報道

マスコミ

AKB総選挙の場合、前田か大島かというある意味どうでもいい話題作りのネタはタブロイド誌を賑わせる程度だ。だが、どういうわけだか、MST代表選は、一日中NHKで報道されたりするので困る。「どうでもいい話題作り」という意味では同じなのに。

与党とはいえ、たかが一政党の代表を選ぶだけのイベントなのに、国民的な騒ぎになっていることがおかしい。誰得? もちろん、MST得ということだ。こうしたメディアを利用したパフォーマンス的な手法を「劇場型政治」とはよく命名したものだ。だが、AKB劇場のようなリアルな劇場はMSTには存在しない。だから、メジャーなメディアが取り上げること自体が劇場なのだ。ということは、NHKは公共の電波でMST劇場を提供していることになる。もちろんNHK以外の放送局も多かれ少なかれ同じようなことをしている。まったくおかしな話だ。

だいたい、これは国政選挙ではない。なのに街頭でインタビューしたり、世論調査をしたり。いったいそのことに何の意味があるのだろう。MST員、あるいはMSTサポーターを選んでインタビューしているというわけでもないだろう。菅と小沢の街頭演説を聴きに来た人に取材するのであれば、まず「あなたはMST員ですか? MSTサポーターですか? 前回の選挙でMSTに投票しましたか?」という質問からはじめるべきだ。すべて「NO」なら、メディアがマイクを向けている相手はこの代表選に何もできないのだから。